ニュース

日本語教授法シリーズ第7回「音声を教える」

国際交流基金関西国際センター日本語教育研修会

日本語教授法シリーズ 第7回

関西国際センターでは、日本語教育関係者及び一般の方々を対象に、日本語教育研修会を実施しています。2008年より日本語教授法シリーズを実施していますが、その第7回としまして、『第2巻 音声を教える』の筆者である、磯村一弘国際交流基金日本語国際センター専任講師による研修会を、2010年7月23日に行いました。音声教育に必要な基礎知識に加え、日本語教育における音声の位置づけや具体的な教え方まで幅広い内容についての紹介でした。
 

本講座では、音声を教える際に重要なポイントとして以下の点が挙げられました。

  1. 音声教育は、円滑なコミュニケーションに寄与する。その必要性は、意味が通じるかどうかだけでは論じられない。
  2. 発音の上達のためには、学習者が発音を意識化し、自分の発音をモニターできるようになることが大切である。
  3. 「音声を教える」とは、学習者が自分で発音を学んでいく過程を支援することである。

「音声」と聞くと、大切だと思いつつどのように教えればよいか具体的な方法がわからず、苦手だという方も多いかと思います。本講座では、具体的な方法を、授業風景を観察したり実際にやってみたりしながら学ぶことができました。また、そのような実際の体験だけでなく、拍やイントネーションといった音声の基礎知識も学ぶことができ、さらには問題点を話し合って考える作業も入り、充実した内容となりました。
 

当日は、地域のボランティアの方々をはじめ、日本語教師や日本語専攻の大学生、関西センターに滞在中の韓国人教員など幅広い聴衆の方々約80名が、熱心に参加され、時には笑いも出る、楽しい雰囲気となりました。講座後のアンケートでもシリーズの継続を望む声や今後の教育活動に活かしていきたい、音声の重要性に気づいたという声が聞かれました。




ページの先頭へ