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「日本語教育現場体験」で、関西国際センターと日本各地の8大学が連携!

 

国際交流基金は効果的かつ効率的な事業運営のため、自治体や企業、教育施設など様々な外部機関との連携強化を進めています。

関西国際センターでは、「国内連携による日本語普及支援」を行っています。これは、海外における日本語普及、日本語教育を支援することを目的に、日本の大学から日本語教育実習生(インターン)を受け入れている海外の大学から日本語学習者を招いて、研修(「国内大学連携大学生訪日研修」)を実施するというものです。

本秋季コース(平成24年9月4日~10月18日に実施、11カ国・地域より26名が参加)では、9月26日(水)から28日(金)の3日間、研修生の所属大学機関と提携関係にある大学で日本語教育を学ぶ大学生・大学院生を招き、「日本語教育現場体験」を実施しました。
今回は、神戸松蔭女子学院大学、東北大学、東北学院大学、同志社女子大学、比治山大学、広島女学院大学、安田女子大学、立命館大学の8大学より18名の大学生・大学院生の皆さんが参加されました。

 

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体験初日、研修生との最初の活動は「アイスブレイク」。続く「インタビュー交流会」では、研修生が用意した日本社会に関する質問に答えてもらいました。
また、東北学院大学(ドイツ・トリア大学と提携)から参加してくださった3名の皆さんには、東日本大震災のお話をいただきました。国際交流基金では、被災経験を海外の人々と共有し、被災地をはじめ日本と海外への交流を促進することにより、復興に貢献していきたいと願っております。これらのプログラムにより互いをよく知り合うことができたと共に、研修生にとっては、日本について深く理解する良い機会となりました。
そして、夜は研修生との懇親会! いろんな活動を通して、さらに親睦が深まりました。

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2日目は、研修生と一緒に、「スピーチ」、「アニメ・マンガの日本語」のクラスに参加。
学習者の視点で授業を受けると、いろんなことが見えてきたようです。

いよいよ 最終日。大学ごとのグループで、「若者言葉」または「方言」を研修生に教えました。授業は約1ヵ月前から準備。研修生には参加者の皆さんの気持ちがしっかりと伝わったようです。教えてもらったばかりの言葉を使って、楽しく自然な会話に挑戦していました。

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UP A 20120926-3.jpg最後に3日間の体験を振り返り、プログラム終了。
帰り際、参加者の皆さんを待ち構えていた研修生と最後の別れを惜しむ姿が見られました。国や大学は違えども同世代の若者同士、心を通わせる経験になったようでした。
  
本研修の実施にご協力いただいた各大学及び参加してくださった学生の皆さん、どうもありがとうございました !!

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【体験参加者の声】(抜粋)

・これほど多くの、日本語を学習している人たちや、日本語教育を勉強している人たちと出会うことがなかったので、自分の日本語教育についての考え方が大きく変わった。

・他大学の授業を見学してこんな教え方があるのか、見習わなくてはという発見もありました。

・今までは教案を作成し、模擬授業当日に教えるだけでしたが、今回の体験中いろいろな体験を共にしたことにより、授業中と、それ以外での研修生との接し方も学びました。立場の変わるいろいろな活動があったからこそ、三日目の授業に生かすことができたと思っています。研修が終わった今でも、(研修生と)お互いの文化や言葉を紹介し合っていることが、夢を実現するための励みになっています。

・今まで方言を学生に教えたことがなかったので不安でしたが、思っていた以上に学生が方言に興味を持っていたので教えやすかったです。研修生からのコメントを見て、学びたかったことはどんなことだったのか、ニーズに答えられた点はどこだったのかを知ることができましたし、「関西弁楽しかった」というコメントが見られて本当にうれしかったです。

・さまざまな国の方、そして国内でも関西だけでなく関東の方とも交われたことが何よりもよかったです。みなさんが日本語教育を専攻しようと思われたきっかけや、どのようにして日本語教育に携わっておられるのかを聞くことができ、とてもよいひと時を過ごすことができました。

 

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