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日本赤十字社と連携
大阪赤十字病院を訪問し日本赤十字社の国際・国内活動について学びました!

 

2012年12月7日(金)

関西国際センターでは、自治体や企業、教育施設など、外部機関と幅広く連携し、効率的で効果の高い事業の実施に努めています。

121207DLGL-1.JPG今般、日本赤十字社大阪府支部のご協力により、関西国際センターにて日本語を学んでいる世界37カ国から集まった39名の外交官・公務員研修生に大阪赤十字病院訪問の機会を頂きました。
  
2011年3月11日の東日本大震災では、未曾有の大災害に対する日本赤十字社の総力をあげた救援活動が日本国内のみならず世界中の感動をよびました。現在でも日本赤十字社は復興支援を継続しています。
  
そしてまた、日本赤十字社は、日本国内のみでなく、世界187カ国にネットワークを持ち、紛争や自然災害で傷ついた海外の人々を救うため人道機関として活躍されています。

日本赤十字社は、「人道」、「公平」、「中立」、「独立」、「奉仕」、「単一」、「世界性」という7つの基本原則のもと、人道的任務の達成を普遍的な使命と捉えています。その理念、ならびに大阪赤十字病院の活動について知ることは、日本を代表する人道機関を知り、さらに自国の医療機関や救援機関について改めて考える機会となるにとどまらず、外交官や公務員として備えるべき精神や考え方についても学ぶごとができる、研修生達にとって非常に有意義な機会となりました。

 

まず始めに、大阪赤十字病院医療救援部 清水亮平様より、日本赤十字社の海外における諸活動について、詳しく教えていただきました。災害時救援要請のプロセスから、現地に赴いて実行する救援活動、復興支援に至るまで、包括的な災害マネジメントに取り組んでいることについて教えて頂きました。

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次に、日本赤十字社大阪府支部事業部事業課 笹森賢一様より、日本赤十字社の国内活動について、特に東日本大震災での活動に焦点を当て、DVDや講義等を通して教えて頂きました。

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講義を聴いた後、病院の外へ移動し、敷地内にある、ロジスティクスセンター(災害救護倉庫兼備蓄倉庫)を見学させて頂きました。ロジスティックセンターは、災害用の様々な機材、物品を整備している場所です。大阪赤十字病院は、西日本の病院では最大規模の救護装置を持ち、毛布や非常食等、多くの救援物資を管理しています。国内型緊急対応ユニット(dERU)も目の前で見せて頂き、研修生達はトラックの自動昇降システムに驚いていました。このトラックは約1時間で立ち上げられ(14人で設営した場合)、仮設診療所として、1日150人程度の軽・中程度の傷病者を約3日間治療することが可能となっています。災害時、迅速に多くの被災者を救えるよう、様々な機材や救援物資が活用されていることを体感することができました。

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見学を終えて、研修生達からは「ぜひ帰国後、自国の赤十字社の活動へ参加したい」(コートジボワール)「日本の赤十字社がどんな活動をしているか知ることができて、勉強になった。特に東日本大震災後の活動に感銘を受けた」(フィリピン)「ロジスティクスセンターのような施設を自国でも導入したい」(インドネシア)等、自国を背負い、対外政策の立案・実施に携わる外交官・公務員ならではの感想が聞かれました。将来日本と自国の橋渡しの役割を担うことが期待されている研修生にとって、国境を超えて世界規模で活躍されている日本赤十字社への今回の訪問は、とても印象深いものとなったようです。

 

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今回ご協力頂きました、「日本赤十字社大阪府支部」ならびに「大阪赤十字病院」の皆様、本当にありがとうございました!

 

※外交官・公務員に対する日本語研修では、これまで775名(うち、外交官657名、公務員118名)に対する研修を行い、211名(うち、外交官209名、公務員2名)の在日公館勤務経験者、8名の駐日大使を輩出しています(2012年1月現在)。

 

日本赤十字社大阪府支部     http://www.osaka.jrc.or.jp/

 今回の訪問の様子が掲載されています。
 http://www.osaka.jrc.or.jp/activity/index.php?page=1&act=detail&id=114

大阪赤十字病院   http://www.osaka-med.jrc.or.jp/


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