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文化・学術専門家6ヶ月コース修了式 協力機関からの多数のご来賓においでいただきました!

 

2013年4月9日(火)

国際交流基金関西国際センターでは、自治体や企業、教育施設など、外部機関と幅広く連携し、効率的で効果の高い事業の実施に努めています。

関西国際センターでは、海外で日本について研究を行っている大学院生・研究員・司書のための専門日本語研修を実施しています。
この度、本研修に参加した、16カ国から集まった26名の研修生が6ヶ月の研修を終え、修了することができました。
3月19日(水)には、26名の研修生の研修修了を祝うと共に彼らの帰国後の研究活動を励ますため、関西国際センターにて修了式が行われました。特に今年の修了式では、本研修で大変お世話になりました、多数の機関からたくさんの方々にご来賓いただきました。以下、当日おいでいただいたご来賓の方々及び本研修でお世話になったことをご紹介いたします。
国立国会図書館関西館の石川武敏館長
同館 図書館協力課長 南 亮一 様
同館 アジア情報課  酒井 剛 様
同館 図書館協力課  松井 俊 様
和歌山大学 理事・副学長 帯野 久美子 様
堺市文化観光局国際部国際課 課長 小谷 行彦 様
同局 中 麻優子 様
羽衣国際大学学術情報センター 主任 宮下 千鶴子 様
同学 佐野 佳子 様
同学 門田 美由紀 様  

 

本研修では、11月、国立国会図書館関西館を見学し、図書館の利用の方法を教わり、研修生の研究に欠かせない、必要な資料を見つける機会をご提供いただきました。
また、当センターと協力協定を結んでいる和歌山大学では、同学の「JAPAN STUDY」という日本の文化・社会にフォーカスを当てた特別講義のうち、「日本の笑い 狂言の魅力に触れる」及び「日本の伝統文化と武士道」を研修生全員で聴講させていただくことができました。
 

当日の様子はこちら: 
日本の笑い 狂言の魅力に触れる⇒ http://www.jfkc.jp/ja/news/2012/10/japan-study.html  
日本の伝統文化と武士道 ⇒    http://www.jfkc.jp/ja/news/2012/12/japan-study-1.html

3月に行われた堺市訪問では、堺打刃物の製作工程を見学し、日本のものづくりの精神に触れ、日本の価値観を教わりました。
当日の様子はこちら:http://www.jfkc.jp/ja/news/2013/03/1624.html

さらに、羽衣国際大学学術情報センターでは、司書の研修生に実習生として2週間、実際に日本の図書館の業務を体験できる機会を与えていただきました。

 

このように様々な機関から多大なるご協力をいただいたおかげで、本研修の参加者もより充実な研修生活を送り、無事に研修を修了することができました。

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それでは、3月19日の修了式の様子を皆様にご紹介いたします。
修了式では、ご来賓を代表され、国立国会図書館関西館の石川館長及び和歌山大学の帯野理事より研修生に向けてのお祝いの言葉をいただきました。

研修生へのご祝辞は、研修生が国に帰ってからでも研究の資料探し等でお世話になる国会図書館の石川館長からいただきました。石川館長は、ご祝辞で研修生に3つのお願いをされました。
1.国に帰っても研修中に出会った日本人の友達や同じ研修の参加者のことを忘れずに、この絆を大切にしてください。
2.国に帰ったら皆さんがこの6ヶ月の研修中、自分で感じて確かめた日本の姿を正しく伝え下さい。
3.またいつか日本に絶対帰ってきてください。
石川館長のご祝辞を聞きながら研修生たちも大きく頷き、そのお言葉を深く胸に刻んだ様子でした。私たち関西国際センタースタッフ一同も研修生が石川館長との約束を守り、国で活躍できる人材になることを祈りました。  

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研修生からは、ロシア連邦から参加したキム・アンナさんがみんなを代表して答辞を述べました。
アンナさんは答辞の中でこの6ヶ月間、お世話になった機関の方々のみならず、ホームステイや会話パートナーでお世話になった地域の方々にもきちんとお礼を述べました。
特にアンナさんは答辞の中で
「本音を明かしますと、日本に来る前に『世界は広くて、私は小さい。外国は遠くて、怖くて、私にはあまり関係ない』と思いました。しかし、いまは前に広がっている世界を見て、私は小さくても、何でもできる、わくわくするような思いが致します。いまはどこでも友達がいるからです。」と、研修での感じたことを述べました。  

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最後に、研修生みんなの修了そして新しい門出を祝す乾杯のご発声を帯野理事より賜りました。
帯野理事は、和歌山大学のカリキュラムに国際的視点を導入されようと、ご活躍されていますが、本研修の研修生が同学の「JAPAN STUDY」に参加することで同学の大学生たちにも良い刺激になったとの有り難いお言葉を頂戴しました。帯野理事の乾杯のご発声で研修生たちも和歌山大学での経験を思い出し、これからも日本について熱心に研究することを改めて決心したに違いないでしょう。  

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文化・学術専門家研修の修了式から1週間以上が経ったいま、研修生26名は全員、無事に母国へ帰り、仕事や大学、図書館など、各々の日常に戻りました。
しかし、研修生たちは関西国際センターでこの6ヶ月間習ったことを忘れることなく、これから国で日本研究者として成長することでしょう。その後、石川館長のお願いどおりに、みんなまたいつか日本に舞い戻ってくることを私どもは信じてやみません。  

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改めまして6ヶ月間に渡る長期間の研修にも関わらず、多方面でご協力いただいた関係各所の皆様、地域の皆様にスタッフ一同心からお礼申し上げます。誠にありがとうございました。

 

最後に、研修修了生26名が、研修の間お世話になった皆様に感謝の気持ちを込めて制作したメッセージ動画を公開いたします。ぜひご覧下さい。

 

LINK
国会図書館関西館  http://www.ndl.go.jp/jp/service/kansai/
和歌山大学             http://www.wakayama-u.ac.jp/
堺市                        http://www.city.sakai.lg.jp/
羽衣国際大学情報学術センター http://www.hagoromo.ac.jp/lib/


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