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国立民族学博物館と連携
国立民族学博物館を訪問しました!

 

2013年12月13日(金)

関西国際センターでは、自治体や企業、教育施設など、外部機関と幅広く連携し、効率的で効果の高い事業の実施に努めています。今般、国立民族学博物館のご協力を得て、関西国際センターにて日本語を学んでいる世界35カ国から集まった外交官・公務員研修生(39名)への講義と博物館訪問の機会を頂きました。

minpaku_1.jpg 外交官・公務員研修では、主としてアフリカ・中東のODA対象国の外務省若手職員及びその他の政府公的機関の職員で、将来日本への赴任や日本関係業務に就くことが予定されている者を対象に、8ヶ月間の日本語・日本文化研修を実施しています。

 研究調査、博物館事業、大学院教育、そして社会連携など、さまざまな活動を展開しておられる国立民族学博物館を訪問することは、研修生達にとっても非常に有意義な時間となりました。

 まず始めに、先端人類科学研究部・菊澤律子(きくさわりつこ)准教授より、国立民族学博物館(みんぱく)の全体像、概要について教えていただきました。文化人類学と民族学の研究所である「みんぱく」は、異文化を理解する為に、世界中から収集した研究成果を展示する博物館運営だけではなく、年に何度も国際的なシンポジウムを主催するなど、世界中の研究者と連携し、民族に関する研究活動を行っています。

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 また、国立民族学博物館・副館長の岸上伸啓(きしがみのぶひろ)教授より、日本における少数民族について、ご講義頂きました。菊澤准教授からは日本における言語面でのマイノリティの現状についてお話頂きました。

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minpaku_6.jpg 講義を聴いた後、博物館をご案内頂き、見学させて頂きました。この日、博物館は工事の為、展示場の一部が閉鎖されていましたが、とても広く、研修生出身国からの展示品も多く見られました。研修生達はまず自国の展示物を確認し、自国の文化との関連の中で日本の文化への理解を深めていました。

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博物館見学後、研修生達からは「素晴らしい機会だった。一部しか見学することができなかったので、また改めてゆっくり訪れたい」「自分の国の衣装が展示してあり、誇らしく感じた」等、自国を背負い、対外政策の立案・実施に携わる外交官・公務員ならではの感想が聞かれました。将来日本に関連する仕事へ就き、日本と自国の橋渡しの役割を担うことが期待されている研修生達にとって、日本をより近く感じることができる、非常に有意義な機会となりました。

今回ご協力頂きました、岸上教授、菊澤准教授をはじめとする「みんぱく」の皆様、本当にありがとうございました!

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※外交官・公務員に対する日本語研修では、これまで814名(うち、外交官689名、公務員125名)に対する研修を行い、217名(うち、外交官215名、公務員2名)の在日公館勤務経験者、9名の駐日大使を輩出しています(2013年10月現在)。

 

国立民族学博物館  http://www.minpaku.ac.jp/


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