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外交官・公務員研修生 三菱日立パワーシステムズ株式会社高砂工場を訪問

 

2014年2月28日
国際交流基金関西国際センターでは、自治体や企業、教育施設など、外部機関と幅広く連携し、効率的で効果の高い事業の実施に努めています。

 

h1.jpg今般、三菱日立パワーシステムズ株式会社(MHPS)様のご協力により、関西国際センターにて日本語を学んでいる外交官・公務員研修生達(32名)が三菱日立パワーシステムズ株式会社高砂工場を訪問する機会を頂きました。

 

現在国づくりに取り組んでいる途上国の外交官・公務員が、日本の代表的な工場を見学し日本の「ものづくり」の現場を学ぶことは、今後の各国の経済・社会発展への一助となります。MHPSは、2014年2月1日より、三菱重工業株式会社と株式会社日立製作所、両社の火力発電事業を統合し、三菱日立パワーシステムズ株式会社となりました。この事業統合により、更なるグローバルな事業展開と、世界的競争に打ち勝つ火力発電システム分野のグローバルリーディングカンパニーとなることが期待されます。

 

訪問では、まず、会議室にてMHPSの国内外に渡る活動や、扱っている製品(ガスタービン等)、高品質の製品を製造するための取り組み等について、高砂工場主幹部員(工場長代理)江角清次(えすみせいじ)様よりご説明いただきました。

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高砂工場では主に大型回転機械(発電用ガスタービン、火力・原子力プラント用蒸気タービン等)を製作し、世界中に輸出しています。これらの製品は、世界中のインフラを支え人々の暮らしを支える基盤となっています。研修生たちからは、「ジェットエンジンもここで製造できるのか。」「日本国外ではどのような競合会社があるのか。また、そのようなライバルに対し、どのような戦略を考えているのか。」等の質問が寄せられ、一つ一つの質問に対し、丁寧にお答えいただきました。

 

h3.jpg講義を受けた後、ヘルメットを装着し、バスを使用し、工場内見学に出発しました。

高砂工場内はとても広く、まるで一つの街のようです。
まず、高性能の製品製造に欠かせない、技術者のスキルアップのためのものづくり教育センターを見学させて頂きました。同センターは、2008年2月に、技能職をはじめ、事務・技術職、管理・監督職など全社員を対象として、ものづくりに必要な各種教育強化のため設立されました。センター内では、技術者の方たちが、技能五輪全国大会へ向けて訓練をつんでいる様子を見学させて頂きました。一人一人の技術者の方の一心に作業に打ち込む姿を、研修生たちも感心した様子で見入っていました。日本のものづくりを支える教育制度を見学することができ、非常に勉強になりました。

 

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その後、蒸気タービンを製作している工場内を見学させて頂いたり、ガスタービンを組み立てる工場も見せて頂きました。工場内では、実際に何十トンもある部品を吊り上げるクレーンが稼動する様子も見せて頂きました。研修生達も扱う製品の規模の大きさ、関わる職員の多さに驚いていました。工場見学中には案内して頂いた社員に、「あの作業員はどのような仕事をしているのか。」や「完成までどれくらいの時間がかかり、また何人で組み立てるのか。」といった質問をする様子が見られました。

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工場内見学を終え、再び会議室へ戻った後、質疑応答の時間を頂きました。日頃、目にすることのない巨大なタービンの製造過程をみたあとで、研修生たちの好奇心は刺激され、質問も尽きないようでした。様々な質問に対して、MHPSの方々は丁寧にお答え下さいました。

 

最後に見学と訪問の機会を頂いたことへのお礼を日本語で、ネパール外交官のディパクさんからさせて頂きました。

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それぞれの参加国の将来を担う若手外交官・公務員にとって、今回日本の最新・最大のものづくりの現場を拝見させていただいたことは、将来の自国の社会・経済の発展、そして日本との友好関係の発展のために非常に貴重な機会となりました。

 

 

今回訪問に際してご協力頂きました三菱日立パワーシステムズ高砂工場の皆様、ありがとうございました!

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MHPS高砂製作所ホームページ→ http://www.mhi.co.jp/company/organization/takasagow/

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