ニュース

【専門日本語研修(文化・学術専門家)6ヶ月コース】国立国会図書館・国際日本文化研究センター・和歌山大学を訪問しました。

 

 国際交流基金関西国際センターでは、「専門日本語研修(文化・学術専門家)」として、海外の大学院生や学芸員、図書館司書などを対象に、2ヶ月または6ヶ月の訪日研修を通して、専門分野の日本語力の養成や、日本研究への支援を行っています。

 2015年度6ヶ月コースの研修参加者(10カ国19名からの研究者・学芸員・司書)は今回、10月から11月にかけ、国立国会図書館関西館、国際日本文化研究センター、和歌山大学を訪問しました。

 

CA6.jpg

 

 国立国会図書館関西館では、各専門分野に関する論文や学術書、各国語の資料が収集できただけでなく、海外の図書館で働く研修参加者にとっては、閉架書庫見学や、図書館職員同士の対話を通じ、資料分類・保管法や図書館運営について学べる貴重な機会となりました。

 

CA6-2.jpg

 

 国際日本文化研究センターは、国際的な日本文化研究機関として国内外の研究者を支援していますが、この日は妖怪研究の第一人者である小松和彦所長をはじめ、瀧井一博教授(国政史・比較法史)、松田俊彦教授(日朝・日韓関係史)、古川綾子特任研究員(日本芸能史)、ガリア・ペトコヴァ研究員(日本の伝統芸能・ジェンダー)と研修参加者との対話の時間を設けていただき、歴史・社会・哲学から文学まで、各分野の研究に関するアドバイスを聞くことができ、ここで博士論文を書くという未来の希望にも繋がる訪問となりました。

 

CA6-3.jpgCA6-4.jpg

 

 和歌山大学では、日本文化・社会・歴史を学ぶ”JAPAN STUDY”の授業に参加し、河内厚郎先生の「歌舞伎」に関する講義を聴きました。オペラと歌舞伎の歴史比較から、大阪で生まれた舞台装置について、そして近年の歌舞伎役者の活動や、歌舞伎公演の構成、女形の魅力など、幅広い主題を凝縮した講義で、演劇を専門とする研修参加者はもちろん、浮世絵の蒐集や研究に関わる学芸員等にとっても、実り多い時間となりました。

 

 

CA6-5.jpg

 

 また、学生が集い、語りあえる場を増やそうと、新しい試みを取り入れた附属図書館も見学し、改革を推進した渡部館長から直接お話を伺ったことで、司書や研究者である関西国際センター研修参加者たちは、ここでも日本の学術研究期間の前向きな取り組みを学ぶことができました。

 

【協力機関】

国立国会図書館関西館 http://www.ndl.go.jp/jp/service/kansai/

国際日本文化研究センター http://www.nichibun.ac.jp/ja/

和歌山大学 http://www.wakayama-u.ac.jp/

 

 


ページの先頭へ