ニュース

新規事業「平成27年度ブラジル日本留学予定者・日本語指導員訪日研修」を実施しました!

 

国際交流基金関西国際センターでは、平成28年1月12日から26日の2週間、ブラジルにおける日本語教育の拠点となる大学のうち、ブラジリア大学、リオデジャネイロ連邦大学、リオグランデドスール連邦大学、パラナ連邦大学、アマゾナス連邦大学の5大学から、将来日本への留学を予定する大学生・大学院生及び日本語指導員、計21名を招へいし、訪日研修を実施しました。

本研修では、日本語でコミュニケーションする力、日本社会・文化への理解の向上を目指すとともに、留学に必要な情報、日本語指導に関する情報の収集を目的として、様々な体験・交流活動が行われました。

今回が初の実施ではありましたが、関係機関の皆さまより多大なるご支援、ご協力を得て、研修参加者は多くの成果を持って帰国の途に着きました。

 

以下、研修のハイライトの1つとして、大阪大学訪問についてご報告します。

 

1月21日、「大阪大学」訪問!

ポルトガル語専攻生、ブラジル人留学生との交流 - - - - - - - - - - - - - - - -

今回の研修参加者には、日本語や日本文化を学ぶ学生だけでなく、コンンピュータ工学や生産工学、宇宙物理学など多様な専門分野をもつ学生がいました。また、その日本語指導を担当する指導員もいました。これらの参加者が、「日本留学」のイメージがつかめるように、日本を代表する総合大学の一つであり、ポルトガル語専攻を有し、かつブラジルからの留学生も多数受け入れている大阪大学を訪問させていただくことにしました。

※同大学大学院言語文化研究科、外国語学部、CJLC(日本語日本文化教育センター)と当センターは、国際文化交流の推進ならびに国際的に活躍できる人材を育成することを目的として、平成24年度に連携協定を締結。今回の訪問もこの連携協定に基づき実現しました。 (参考ニュース)http://www.jfkc.jp/ja/news/2013/01/post-89.html

 

◆“吹田キャンパス”見学

この日はまず、総合大学の規模、施設の充実を感じられるよう、バスで吹田キャンパスに立ち寄りました。キャンパス内で下車し、国際教育交流センターを見学させていただいた際は、日本の大学に留学したらどのようなサポートを受けられるか、イメージを膨らませることができました。短い時間でも広いキャンパス内を歩いてみたことで、大阪大学の大きさや美しさを実感し、日本留学への期待が高まった様子でした。

 

bb2.jpgbb1.jpg

 

◆◆“箕面キャンパス”見学

箕面キャンパスのCJLC(日本語日本文化教育センター)に到着すると、寒い中、外国語学部ポルトガル語専攻の先生方と学生の皆様が出迎えてくださいました。

ここでは最初に、東明彦外国語学部長が魅力的な大学紹介を含むご挨拶をポルトガル語でしてくださいました。その後、図書館を見学したり、CJLCで実施されている日本語授業の見学もさせていただきました。また、CJLCの今井忍先生からは、同センターで行われている留学生への教育について伺うこともできました。

 

 bb3.jpgbb4.jpg

お昼は箕面キャンパスの食堂にて、ポルトガル語専攻の学生の皆さんとランチ交流。    ブラジル留学を経験した方が多く参加してくださり、研修生との思わぬ接点の発見などもあり、すっかり打ち解けた雰囲気で午後のプログラムに入ることができました。

 

bb6.jpgbb5.jpg

 

◆◆◆大阪大学紹介・日本留学についての説明

午後はまずポルトガル語専攻の学部生の皆さまから、大阪大学についてのプレゼンテーションがありました。ポルトガル語で話していただけたため、研修参加者はリラックスして聞くことができただけでなく、日本の学生が1年の留学でここまで上手にポルトガル語を話せるようになっていることに驚き、自分たちも日本に留学して、こんな風にうまく日本語を話せるようになりたい、と目標を持つこともできました。

次に、大学院生の山根義貴さんが大学院やご自身の研究についてお話くださいました。そして、ブラジルで生まれ育ち、現在、大阪大学大学院で学んでいる藤山広美エリカさんからは、日本留学に向けてどんな準備を行ったのか、実際にどんな留学生活をしているのか、ご経験にもとづくお話をしていただきました。そのお話は研修参加者がより具体的に、留学に向けて必要なことを知るため、とても役に立つものでした。

 

bb7.jpg

 

◆◆◆◆ フリートーク

小グループに分かれてのフリートークでは、研修参加者が来日前に作ってきた写真のコラージュを使い、家族のことや、趣味、普段の生活などについて話しました。日本の学生の皆さんからも、ご自身の生活の紹介やブラジルについての質問がたえず、笑顔溢れる交流の時間となりました。

 

bb9.jpgbb8.jpg

 

大阪大学を訪問したあと、研修参加者からは、「大阪大学は本当にすばらしかったです。あそこで勉強したいと思うようになりました」「とてもすばらしい経験で、日本への留学についてもっとよく考えるようになりました」「留学して日本の人々と交流するには、ブラジルの文化についても、もっと説明できないといけないと思いました」といった声が聞かれました。今回の訪問が、研修参加者にとって日本への留学をイメージする貴重な機会となったことがわかりました。

 

ご多忙の折、訪問実現のためご尽力くださった東明彦外国語学部長をはじめ、ポルトガル語専攻の鳥居玲奈先生、平田惠津子先生、日本語・日本文化専攻の真嶋潤子先生、CJLCの今井忍先生、吹田キャンパス・箕面キャンパスの職員の皆さま、そして大切な勉強時間の合間を縫って今回の交流会の準備をしてくださった学生の皆さま、本当にどうもありがとうございました。

 

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

 

 

本研修は、大阪大学の皆さまのほか、文化体験の先生方、ホームビジットを受け入れてくださったホストファミリーおよび地域の皆さまのおかげで、ブラジルから寒さの厳しい日本へ来た全員が2週間を無事に過ごし、多くを学び、「また日本に来たい、留学したい」という気持ちを高められる充実した研修となりました。改めまして、本研修に多大なるご支援、ご協力を賜りましたことに深く感謝申し上げます。

          

研修参加者の皆さん、今回の研修で学んだことを生かし、いつかまた日本に留学などで来ていただけることを期待しております!

 

 

ご協力機関:bb10.png

 

 

 


ページの先頭へ