2010年10月アーカイブ

平成30年度 専門日本語研修(文化・学術専門家)2か月コース
研修期間:2018年6月6日-2018年8月1日

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1)日本語の研修
 このコースの一番良いところは、いろいろな授業があって、自分で選ぶことができることです。初日に日本語のレベルチェックテストが行われます。その結果に応じて、レベルごとにグループに分けられます。そして、文法、会話、ディスカッション、ニュースなどの授業を受けることができます。授業はほとんどがオプショナルですので、スケジュールを自分で決めることができます。文法の授業はもう十分で受けたくなければ、その時間を研究のために使うことができます。日本語のコンピューター・スキルが不足なら、フォーマルなEメールの書き方、そして日本の図書検索システムの使い方などを学ぶコンピューター・クラスを受けることができます。専門的な本、論文、記事などが読みたければ、先生と1対1で専門的な本を読む「専門読解」というクラスを取ることができます。
 色々なバックグラウンド、考え方、専門を持った世界中からやって来た研修生のために、先生方も職員の方々も、多くの時間と労力を注いでプログラムの内容を考えてくれます。私たちもとても感謝しています。
 このコースでは、日本語を学べるだけでなく、自分に自信をつけることができます。そして、世界中の国からの友達を作るいいチャンスです!

2)図書館
 小さいながらも充実した関西国際センターの図書館には、フィクション、旅行ガイドブックなど、色々な本、雑誌、新聞があります。関西交際センターの図書館で読みたい本が見つけられない場合は、他の図書館からの貸し出しシステムを使って借りることもできます。日本にはとても整理された図書館のシステムがあるので、簡単に借りることができます。また、分からないことがあるときは、図書館の人がいつも優しく親切に助けてくださいます。

3)文化体験
 日本に来る前に、茶道、書道、浴衣の中から体験したいものを2つ選びます。茶道の授業では、茶道の長い歴史を5555.png学び、その神秘な雰囲気に浸ることができます。もし、自分に芸術家の才能があると感じるなら、書道に挑戦してみてください(自分の作品を愛する人へのおみやげに持って帰ることもできますよ)。日本の着物を着てみたいなら、浴衣を選んでください!
 また、ホームビジットを選択することもできます。私たちのほとんどにとっても、日本の家に行くことは初めての経験でした。日本人の日常生活を感じることができ、忘れられない経験になりました。この経験は関西センターの外の人たちとつながる素晴らしい機会を与えてくれるものでした。
 それから、大阪で特に人気がある伝統的な人形劇「文楽」を見る機会もありました。また、オプショナルのいろいろな行事もあります。例えば、神戸大学との交流会、大阪ガスの見学などです。海の日の祝日(7月16日)にヨットクルーズを楽しんだ人もいました。

4)関西交際センターでの生活
 関西国際センターでの生活は、ホテルで住んでいるような感じがします。毎月支給されるカフェテリアポイントと現金で食事をします。カフェテリアでは、毎日、健康的で美味しい料理が提供されます。さまざまな食事のニーズ(例えば、ハラール、ベジタリアンなど)の料理もあります。
 もし料理が好きなら、関西国際センターには共有の台所と基本的な調理器具(フライパン、包丁、まな板など)がそろっていて、自由に利用できます。また隔階に電子レンジが備えられた小さい台所もあって、食べ物を温めることができます。
 週1回、各部屋の掃除もしてくれますが、洗濯は自分でしなければなりません。でも、心配しないでください。隔階に無料で使える洗濯機と乾燥器がありますから。また、自転車の無料貸出や、印刷、コピー、スキャンができる自習室もありますし、ラウンジもあります。
 関西国際センターは、大阪の田尻町という静かで美しい地域にあります。日曜日に開かれる魚市場のある港には、徒歩5分で行くことができます。散歩をしたり、バーベキューを楽しんだりすることができる海辺も、とても近くにあります。(ああ・・・、海辺で見る夕日は素晴らしいです!)
 関西国際センターには、静かさと、私たちに必要な便利さがそろっています。徒歩で行けるところに、スーパーもコンビニも2つありますし、近くに素敵な公園もあります。レストランとショップがずらりと並ぶアウトレット・モールとイオン・モールには、無料のシャトルバスに乗って行くことができます。そこで買い物や食事をすることができます。日本のナイトライフに興味があるなら、関西国際センターから徒歩15分くらいのところに居酒屋もあります。田尻町以外のところに行きたいなら、南海線、またJR線に乗って大阪市内に行くことができます。

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イ・ジエ(韓国)
クロエ・マリー・ウィリス(米国)
ナタリア・セルデュク(ロシア)
ノラーン・サレーハ(エジプト)

 

H29年度 専門日本語研修(文化・学術専門家)6ヶ月コース
研修期間:2017年10月4日-2018年4月4日

忘れられない6ヶ月

ラン・リュウ(中国/米国)

 この研修は私の人生で最も忘れられない6ヶ月でした。10月に日本に着いてすぐ、私たちはすばらしい紅葉を見ました。そして今、私たちの帰国直前に桜が満開になり、「さようなら」と言っているようです。その間に、美しいイルミネー1.jpgションのイベントに行ったり、クリスマスや日本の新年を祝ったり、時々雪も見たりして、大阪の暖かい冬を楽しみました。私たちは滞在中の毎分毎秒、日本の文化や生活に酔いしれて、日本語の能力がいつの間にか伸びました。
 私が今書いている博士論文は、教育政策及び数学と科学の学力におけるジェンダー差に関する国際比較の研究であり、日本はその研究の重要なケースの1つです。日本のケースを研究するためには、日本の学術論文や新聞や政府の報告書などを速読できる能力が必要です。また、私の研究を日本の研究者達に紹介して、意見をもらいたいと考えています。そのため、このプログラムの中で最も役立った授業は、アカデミック文法と文章表現の授業だと思います。これらの授業を通して、学術的な文章を読んだり書いたりする能力が大きく伸びました。センターに来る前は、日本語で自分の研究を日本語で紹介したり、レポートを書いたりすることはできないと思っていました。しかしこの6ヶ月間で、予想以上に進歩することができました。
 授業や宿題や研究以外で、専門活動はプログラムの重要な一部でした。2回の専門活動集中期間の間に、私は東京や名古屋や福岡など色々な町に行って、学会に参加したり、日本の教授や研究者達に会って、研究について重要な意見をもらったりしました。そして、私にとって必要な資料がある国立教育政策研究所の教育図書館も訪れました。センターは専門活動の経費を負担するだけではなく、私達にとって必要な日本の学会との繋がりも支援してくれました。
 センターの皆さんは、私たちが研究に集中するために、最高な環境を作ってくださいました。先生たちは皆、経験豊2.jpg富で気が長く、楽しい人たちです。私たちの研究テーマと日本語の能力に基づき、特別なプログラムを提供してくださいました。図書館の司書さんもとても親切で知識豊かです。彼らの手を借りて、私たちは必要な本や論文を見つけることができました。センターの他のスタッフも皆優しくて、家族のようになりました。私たちはもうすぐ帰国しますが、本当に「さようなら」と言いたくないです。これからもずっと日本に関する研究を続けて、そして必ずセンターに帰ってくる日があると思います。

影響が止めどなく続くに違いありません

エイミー・オバマイヤー(米国)

 6ヶ月の研修の終わりが近づいていますが、早く時間が経ったことと、自分の日本語能力が進歩したことに驚きを感じています。この短期間の進歩は、先生やスタッフの教えや助けなしには不可能だったと思います。関西国際センターの皆さんは信じられないほど親切で、我慢強くて、経験豊富でした。この研修を通して、自分自身の日本語能力が進歩しただけでなく、他の研修生の言葉遣いや話し方を聞いても全員が成長したことは明らかです。
 私の日本文学の学者としての成長には、このプログラム全体が役立っているに違いありませんが、特に2つの側面、個別授業と研究支援が際立っていると思います。私の研究は主に20世紀初頭の文学に焦点を当てているので、私の扱うテキストを理解するために必要な文法や構文は一般的な日本語の授業では教えられないことがあります。しかし、毎週の個別授業を通して、そのような隙間を埋め、理解を深めることができました。関西国際センターに来る前は、英語の翻訳なしで日本語で日本文学を読むことに違和感を感じていました。しかし、チューターと一緒に田村俊子が書いた1914年の「木乃伊の口紅」を読んで、毎週の個別授業で話し合ったので、これからは一人で文学作品が読めると思います。
 また、研究を発展させるために、センターの研究支援は非常に貴重でした。国際交流基金のおかげで、日本各地を訪問しながら、研究の資料を集めたり、研究対象の時代背景の理解を深めたり、学会やワークショップなどに参加3.jpgしたりできました。写真は博物館明治村にある田村俊子の師匠である幸田露伴の家の様子です。1週間程度の専門活動集中期間は2回ありますが、その前に、国会国立図書館関西館と国際日本文化研究センター(日文研)を訪問し、紹介していただく機会もあります。更に、知識豊富な図書館の司書がいつも支援してくださいます。関西国際センターのスタッフの指導なしには、研究に関連した利用可能な資料やどのような機会があるのかを知ることすらできませんでした。私が持ち帰る多くの資料は、以前はその存在すら知りませんでしたが、今では執筆中の博士論文の色々な議論で中心になるものだと思います。しかも、専門活動期間の間に、私の研究分野において海外および日本国内で活躍する研究者たちと新しい関係を築くことができました。近い将来、研究分野で協力したり、議論したりすることもあるでしょう。以上より、私が進んでいく学術の道において、この研修に参加した経験がもたらす影響は止めどなく続いていくものだと思います。

専門活動と研究発表

マリア・コラソン・レイエス(フィリピン)

専門活動
 私が6ヶ月コースに参加した主な目的の1つは、日本で専門的な研究を効果的に実施することです。国際交流基金関西国際センターは、十分に計画された活動スケジュールで研修を進め、研修参加者にセンター外で各自の研究を行う機会を提供しています。具体的に言えば、フィールドワーク、学会への参加、インタビュー、データを収集するための研究活動、また研究者との学術ネットワークを広げることもできます。
 最初の専門活動は12月に行われました。これは前期クラスの終了直後であり、2回目の専門活動は2月に行われ4.jpgました。この2回の期間中に、個々の研究活動を行うことができますが、注意深く詳細な準備が必要です。担当チューターは、研修生がインタビューアンケートを作成する際に助けたり、指導したり、希望する教授やインタビュー相手に失礼のないように丁寧に連絡したりする際に相談にのってくれます。
 専門活動を実施する前に、その効率的な計画方法と、活動の前後に提出する必要がある2つの書式についてのオリエンテーションが開催されました。まず、専門活動の計画書は、研究活動の実施に必要な支援をセンターが提供できるように、予定された活動期間の1~2週間前に提出しなければなりません。その後、センター外での研究活動を行った後、研修生は、専門的活動で得られた成果に関する報告書を提出する必要があります。
 センター外で行う専門活動は、私たちの話す日本語を改善させる最も重要な機会の1つです。インタービュー相手、教授または共同研究者と適切にコミュニケーションするために、私たちは日本語を使用する必要があります。それは、各研修生がクラスで学んだ文法と会話スキルを実証できる重要な活動です。この専門的な活動は、私たち一人一人が日本語の会話スキルを向上させるのに役立ちました。

研究発表
 次に、各参加者がそれぞれの研究の要点を発表する研究発表会もあります。これは、12月に1回目、3月に2回目が行われます。研究発表は、私たち一人一人が研究について説明するもので、特に日本語能力を発揮することが求められ、また研究に関する質問に日本語で答えることができなければなりません。
 5.jpgプログラムの最後は3月に行われた最終研究発表会でした。私たち一人一人がどのような大変な準備をしたかを覚えています。その結果、2日間の最終発表会は成功しました。
 この研修を通して、私の論文にとって非常に重要なフィールドワークを行えたことに深く感謝しています。先生方、図書館、そして事務スタッフからの支援は、私たち一人一人に本当に役に立ちました。
 国際交流基金関西国際センターは、日本語を学ぶだけでなく、私たちの個別の研究を支援するため、一連の活動を提供してくれました。このプログラムに参加する次の研究者にとって、ここでの日本語の勉強や経験は間違いなく役立つものになるでしょう。

関西国際センターの若手研究者コミュニティ

パーズニエフスキー・シモン・ズビギニエフ(ポーランド/英国)

  専門日本語研修(文化・学術専門家)6ヶ月コースは、日本で研究活動を進めるのに必要な日本語と学術スキルを伸ばすことを目的とし、様々な文化背景や専門分野を持つ若手研究者に他にはないユニークな機会を提供していま6.jpgす。向上心にあふれた若手研究者が集まる多様性のあるコミュニティは、日本文化を学び、同時にそれを楽しむ活気に満ちた新しい環境です。参加者を支えてくださるのは経験豊富で熱心な先生方、司書やスタッフの皆さんです。関西国際センターの施設は、日本語学習や学術研究に最適です。レベルに合わせた特別な日本語の授業では、先生は常に支援を惜しまず、くわしく教えてくださいます。図書館の司書の方々もとても親切で、日本国内の主要アーカイブへのアクセスをはじめ、様々な書籍、定期刊行物、その他の関連資料の収集を手伝ってくださいます。
 プログラム自体は挑戦的なものですが、2回の専門活動集中期間に向けて、最適な準備ができるよう、よく構成されています。研修参加者は研究分野の専門家や関係者とのインタビュー、面談や議論などの研究活動を行うことができます。現在の研究課題に取り組む研究活動に加え、研究者との関係を構築できる機会もあります。例えば、日本各地で開催される研究関連セミナー、会議、イベントに参加できます。最終発表会では、研修期間に行った研究結果について報告する重要な機会もあります。日本で得られたこの機会は、7.jpg今後研究を進めていく上で大変役立つものだと思います。
 このプログラムは研究を進める上ですばらしい環境が準備されていますが、その他に、書道、茶道、生け花などの日本文化を幅広く学ぶ機会もあります。また、プログラム終了時は桜の花が咲く時期になります。さらに、地元のボランティア団体が主催するイベントに参加することを通し、心地よい環境で日本語を話す練習をする機会もあります。関西国際センターには日本とそれぞれの国をつなぐ研究や文化に貢献する一生に一度の機会があります。

6ヶ月の経験について

マリオ・マロ・サンス(スペイン)

  研究者としての私の学術経験を考えると、6ヶ月のプログラムの中で最も重要なことの1つは、私の研究分野においてフィールドワークを行ったことだと言えるでしょう。フィールドワークを通して、福島と岩手で最も重要なNPOのい8.jpgくつかが社会的につながっていることを十分に理解することができました。研究方法を書誌的アプローチから民族的アプローチに変更したため、2回の専門活動はとても重要なものでした。
 また、関西国際センターについて言えば、異なる文化背景を持つ参加者との知的交流が基礎になっています。簡単に言えば、センターではいくつか研修が実施されているので、参加者は様々な研究分野の友人を作ることができます。私の場合は、私が参加していた研修の研究者だけでなく、他の研修に参加していた外交官とも、とても大切な経験を共有することができました。
 9.jpgさらに個人的な話をすれば、センターのある田尻町には、ICA(泉佐野地球交流会)、会話パートナー、熊取町国際交流茶友会などの地域ボランティアと関西国際センターとの特別な相乗効果があります。私はボランティア活動のしくみと、それがどのようにセンターのある国際社会の周りで構築されているのかを知ることができました。私たちに様々な日本文化の側面を教えてくださったICAのボランティアの皆さんには特に感謝しています。また居合道の無外流を私たちに教えてくださった3人のすばらしい先生方にも感謝しています。
 最後に、研修を通して得られる経験は大変なものですが、本当にやりがいのあるものです。先生方の指導についていけば、大きな進歩が見えてくるはずです。

 

 

 

平成28年度 日本語学習者訪日研修(高校生)

研修期間:平成28年6月15日-6月30日

 本研修では、海外で日本語を学習している高校生を対象に、日本への理解を深め、日本語学習の意欲をさらに高めることを目的に、日本語学習、日本文化体験・社会見学、同世代の日本の若者との交流等のプログラムを実施します。
 今年度は、10か国・地域(中国、モンゴル、インドネシア、タイ、フィリピン、ベトナム、マレーシア、インド、ブラジル、ロシア)から30名(随行者1名を含む)が参加しました。
 研修に参加したマレーシアのジークァンさん、タイのバイトーイさんの感想をご紹介します。

関西国際センターでの生活

 2週間の訪日研修はとってもみじかかったですが、私はたくさんのことを勉強し、様々な経験ができました。それだけではなく、この研修プログラムで各国からの研修生と友達になりました。いろんな国から来た研修生と日本語で交流して、言葉の壁を打ち壊しました。これはとってもめずらしい貴重な経験だと、私は思います。

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 この2週間のあいだ、私はほとんど日本語だけ話しました。言葉は、たくさん練習すればするほど、その言語の能力はもっと進歩します。今回の参加を通じて、私の日本語、特に発音と語彙が飛躍的に進歩しました。会話をしている時にも、前よりすらすら話せるようになりました。マレーシアに帰った後、日本語コースのクラスメート達からも、前よりもよく話せるようになったと言われました。

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 今回の研修プログラムに参加して、あらためてわかったことがいくつかあります。やっぱり、私は日本の文化、歴史、食べ物、そして人が好きです。日本に行く前も、好きだと思っていましたが、あまり実感がありませんでした。でも、自分の身で感じ、自分の目で見ることを通じて、私は心の底から思いました。

「絶対頑張って、日本へ留学する!」

   ジークァン(マレーシア)

                 

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  清水寺(京都)                               お好み焼き作り(広島)

HP5.jpg                      厳島神社(広島)

高校訪問・大阪オリエンテーリング・ホームステイ

 6月24日、私たちは住吉高校を訪問しました。住吉の学生といろんなことをいっしょにしました。とても楽しかったです。私は午後に1年生4組のクラスに出ました。古い日本語と英語の授業です。古い日本語の授業の中で、先生の話をいっしょうけんめい聞きましたが、難しいですからわかりませんでした! でも、いつも高校の学生に説明してもらいました。クラスが終わった時、教室の中で高校生たちとパーティをしました。ゲームをしたり、お菓子を食べたり、私たちの国を紹介したりしました。住吉高校の先生からも高校生からもあたたかい歓迎を受けました。楽しい経験をいっぱいしました。

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 高校訪問の次の日、私たちは住吉の高校生たちといっしょに大阪でオリエンテーリングをしました。大阪のいろいろなところへ行きました。大阪城へ行ったり、天王寺を見たり、心斎橋のしょうてんがいで買い物をしたりしました。グリコの前で写真を撮りました。おもしろいものがおおいですから、とても楽しかったです。そして、たこやきという大阪の有名な料理を食べました。めっちゃおいしかったです。この日は歩いてたくさんのところへ行ったのでちょっと疲れましたが、とても楽しかったです!

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 私は金曜日から日曜日まで住吉高校生の家でホームステイをしました。私のホストファミリーはとてもしんせつです。お母さんは英語が上手ですから、日本語が分からない時、英語で説明してくださいました。家族のみんなと話して、いろんな日本の文化を知ることになりました。そして、初めてお風呂を使いました。お母さんが作った日本の伝統的な食べ物を食べました。お母さんは料理がとても上手です! ホストファミリーの高校生は明るい女の子なので、たくさんのことをしゃべりました。特に、歌手と買い物をすることについていつもしゃべりました。私はホストファミリーと大阪のデパートへ行ったり、日本のスーパーで買い物をしたり、喫茶店でコーヒーやお茶などを飲みました。家族のみんなから、いい気持ちをもらいました、とても感動しました!

バイトーイ(タイ)

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 本研修の実施にあたっては、大阪府立住吉高等学校をはじめ、様々な機関からご協力をいただきました。誠にありがとうございました。

平成30年度日本語学習者訪日研修(各国成績優秀者)
キヤノンベトナム日本語学習者訪日研修
関西日本ラトビア協会日本語学習者訪日研修
インドネシア日本語弁論大会(大学生・一般の部)入賞者訪日研修

研修期間:2018年9月5日-9月19日

2018年9月18日修了証書授与式での研修生代表によるスピーチ(日本語のみ)

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 本日はお忙しい中、私たちのためにおいでいただきまして、まことにありがとうございます。研修生48名を代表して、ごあいさつ申し上げます。私たちはこの2週間、とても楽しい毎日を送りました。

 この研修期間で、いろいろな所に旅行しました。大阪をはじめ、京都や広島などの町にも行きました。そして、自由時間には、奈良や和歌山、東京に行くチャンスがあった人もいると思います。みなさん、大阪城、道頓堀、宮島、そして金閣寺など、たくさんの所に行きましたね。自分の目や耳でたしかめて、りかいして、自分自身で体験することができました。日本文化を学びながら、自分の国の文化をシェアーして、たくさん日本語を話すことができました。みなさん、お疲れ様でした。みなさんがいてくれたおかげで、このような楽しい経験になりました。
 みなさんといっしょに学んだり、仲良く遊んだりした思い出は、これからずっと心の中で大切にしていきます。もう「さよなら」と言わなければならないのはとても悲しいですが、また会えるときを心から楽しみにしています。 

ファビ(パナマ)

2.jpg 今からみなさんに、とても大切な話をしたいと思います。それは夢です。みなさんにとって、夢とはどういう意味ですいいいいいい.pngか。私にとって、夢とは、目標を達成し、偉大なものを達成し、個人的に成長するきっかけを与えてくれる方法のひとつです。
 私は9才のときに日本語の勉強を始めました。日本文化と日本語の美しさに、毎日、深く関わる中で、私はひとつの目標を立てました。それは、いつか日本へ行って日本のみりょくを体験することです。その道のりには、いろいろな障害や困難がありました。でも私は、自分の夢にむかって、それだけに集中して、がんばり続けました。そして、今、私の努力と忍耐の結果がここにあります。
 今回の経験で最もクールだと感じたのは、世界中の違う国から来たにもかかわらず、私たち全員が同じ情熱、同じ夢をもってここにいるということです。私たちの夢が、ついにかなったことに、心から感謝しています。でもそれは、次の夢の始まりであって、終わりではありません。
                                                           

 ホスエ(コロンビア)

あああああ.png まず、台風21号の影響で大変な中、研修生一人ひとりを温かく歓迎し、最善の対応をしてくだったことに、お礼を申し上げます。
 この2週間、いろいろな国からの友達と知り合い、楽しい授業を受けたり、研修旅行に行ったり、文化体験をしたり、とても充実した時間になりました。
 研修旅行の自由行動日には、自分たちで計画を立てて、一緒に出かけ、一緒に日本について学びました。そして、夜は自分の国のことについて話したり、日本語の勉強についてシェアーしたり、自分たちの思いを伝え合ったりして、互いにとても刺激になったと思います。私にとって、とても意味のある2週間でした。みなさんはどうですか?
 明日には、みんな、それぞれの国へ帰ってしまいますが、それは終わりではない、と私は信じています。いつかどこかで、きっと、また会えると、信じています。

 最後に、ホームビジットで私たちを温かく迎えてくださったホストファミリーの皆様、着付け、和太鼓、書道、合気柔術などの文化体験でお世話になった先生方、国際交流基金関西国際センターの先生とスタッフの皆様に感謝を申し上げます。
 どうも、ありがとうございました。
                                                            

ミャン(ミャンマー)

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研修期間:2017年10月10日-2017年11月17日

プログラムについて:

今年のUPOGプログラムは10月10日から11月17日まで行われました。私たち23人は、中国、台湾、タイ、インドネシア、マレーシアとベトナムから来ました。このプログラムでは、今まで勉強している日本語を使うために、いろいろな活動を体験します。例えば、日本についてのディスカッション、地域の方々と日本の大学生へのインタビュー、スピーチ、小学校や大学訪問、京都や和歌山に研修旅行などです。

センターの生活:

センターの生活は住みやすくて、楽しいです。いろいろなファシリティーを提供しているので、便利です。食堂、図書館、洗濯室、自転車、スポーツ施設、エンターテイメント施設などがあります。友達と一緒に食事したり、カラオケしたり、バドミントンをしたり、自転車でりんくうタウンの周りに行ったりもできました。UPOGプログラム以外のプログラムからの友達もできました。スタッフの皆さんも優しいです。楽しいです。

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授業:

プログラムで主な授業が三つあります。それぞれは日本理解とディスカッション、スピーチ、それからインタービューです。日本理解という授業で、私たちはいろいろなテーマを巡って、自分の国の状況を思い出したり、日本の状況と比べたりしました。スピーチの授業では、テーマの選択から原稿の作成やリハーサルまで、先生やクラスメートと協力して完成しました。インタービューは授業だけでなく、実際に日本人にインタービューするチャンスもありました。これらの授業を通じて、日本社会への理解を深めることや会話力を鍛えることができます。

授業以外に、文化体験、小学校訪問、研修旅行、大学訪問、ホームビジットや施設見学など多彩な活動も行われました。6週間はそんな長くない時間ですが、日本でたくさんの体験をして、違う国の人と友達になって、本当に人生の貴重な思い出だと思います。

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小学校訪問:

小学校訪問は私にとって初めてですが、小学校はとてもかわいかったです。小学生の皆さんは私達の国についての話を聞いてとても興奮していました。最初、緊張しましたが、一緒に話し合うときは楽しかったです。日本に来る前に小学校はアニメや日本のドラマでしか見ませんでした。実際にはとてもいい経験だったと思います。

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文化体験:

来日する前に、私たちは書道、和太鼓、茶道、合気柔術という四つの文化体験から自分の好きなものを二つ選びました。研修中、実際に日本の伝統的な文化活動をやってみることができました。例えば和太鼓は、地域の人たちがセンターにきて、演奏する方法や楽譜の読み方などを教えてくれました。そして、みんなは四つのグループに分かれて、協力して一曲を演奏しました。ただほかの人の演奏を聴くことより、もっと力が湧いてくる気がします。それに、合気柔術も体験しました。基本的な動き以外、特別な技も勉強しました。いつか役に立てるかもしれないと思っています。本物の刀を見る機会がありました。ちょっと疲れましたが楽しかったです。和太鼓と合気柔術の先生はすごいと思いました。先生たちは大体地域の年配者でした。みんな元気で、しかも伝統文化について、情熱を燃やしています。文化体験によって、外国人にも日本での伝統文化の現状が少しわかるようになりました。即ち、伝統文化は誇りとして、地域の力によって次世代や外国人に伝わっています。

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研修旅行:

この6週間の間、私たちは2回の研修旅行をしました。行ったところは京都と和歌山です。京都への研修旅行は一泊二日でした。泊まるところは京都駅に近いホテルです。交通が便利で、自由行動の時どこに行ってもかかる時間は長くないです。伏見稲荷大社、金閣寺、平安神宮など、いろいろな有名な観光スポットに行きました。私たちは神社で参拝したり、周りのお土産の店を回ったりして、楽しい時間を過ごしました。と同時に、日本の伝統文化への認識も深めました。特に二日目、丸益西村屋というところで友禅染を体験することができて、伝統工芸品の中に含まれている匠の精神を感じました。

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アドバイス:

私たち研修生はいろんな体験や知識が得られました。未来の研修生たちが出来るだけ研修を満喫するために、アドバイスを提供します。

1)健康第一

この研修は授業以外のアクティビティがたくさんあります。参加できるように健康維持はだいじです。秋の時期はちょっと寒いから、コートとかヒートテックを用意した方がいいと思います。                  

2)交流

研修生はいろんな国から来ましたから、お互いの文化と日本語の学び方を語り合えます。たくさんな外国の友達を作れますから、この珍しい機会を見逃さないでください。

3)日本語

この研修の目的は、研修生たちの日本語力を向上させることです。だから、遠慮なく日本語を話してください。間違っても大丈夫です。それこそが学習です。

4)冒険

せっかく日本に来たから、出来るだけ日本の文化を体験してください。食べ物とか温泉とか、自分の国にない物に挑戦してください。そして部屋の中は気持ちいいけど、閉じ込もらないでください。どこでもいいから、外へ行って冒険してください。

とにかく、"今しかないからやります"という考えを覚えて、研修を楽しんでください。

プログラムの好きなところ:

新しい友達を作るのはとても良かったです。いろいろな国からの皆さんと一緒に新しい経験をしたり、旅行したり、食事をしたり、カラオケしたりするのは楽しかったです。先生方とスタッフの皆さんと地域の方々も優しいです。この機会に日本のことを勉強しながら、新しい人に会えることもとてもいいと思いました。そして、センターには完全な設備が提供されています。ありがとうございました。

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(アニサ、チェン、しずか)

本研修の実施にあたっては、公益財団法人大阪ガス国際交流財団、貝塚市立西小学校、神戸学院大学をはじめ、様々な機関からご協力をいただきました。誠にありがとうございました。

平成23年度 李秀賢氏記念韓国青少年訪日研修

研修期間 平成(24()1(30( -2()9(

 

★研修に参加した2名の作文「ホームステイの思い出」をご紹介します

 

私が感じた日本

 金讃率(キム・チャンソル)

 

kim(H23李秀賢)2.JPG初めてホームステイのパートナーに会って、電車でホームステイの家へ向かうとき、パートナーと友達はちょっと道を外れて、私たち韓国人にお城を見せようとして“岸和田城”に連れて行ってくれた。普通の町と思っていたところでいきなり素敵なお城が出てきて、みんなびっくりしながら写真を撮った。ここで大きい祭りもすると聞いて、伝統を守ることがちゃんとできている大阪、そして日本に、深い感銘を受けた。

当日は“節分”だったので、韓国にはない楽しい経験をした。まず、夕食で韓国の“ギムパップ”と本当に似ている食べ物のまきずしを、北北西に向かって何も言わずに食べなければならないそうで、台所に向かって、家族の皆さんと静かにもくもくと食べた。そのあと、パートナーのお父さんを鬼にして外に豆を投げながら「鬼は外!福は内!」と叫ぶ行事もした。それから、いろいろな思い出を作って、家族と炬燵に座ってケーキを食べながら話をした。そのようにしていると、なぜこんなに家族の仲がいいのか、すぐ理解できた。外から見ている日本の姿は、“優しいけど冷たい”という感じだったが、ホームステイという貴重な経験をした後、日本の内の違う面が見えた気がした。

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ホームステイの思い出

高昌煜(コ チャンウク)

 

佐野高校との交流で一番記憶に残ったのはホームステイです。

 高さん~1.JPG私は岩野高陽君の家で 一泊をすることになりましたが、以前にもらった家族紹介書にPRが書かれていなかったので「もし無愛想な感じの家族だったらどうしよう..」と心配をしていました。しかし直接会ってみたら高陽君は本当に活発で良い友達でした。どうしてPRを書かなかったか聞いてみたら、時間不足で書かなかったと言われました。
 このように私は高陽君といろいろなことを話しながら高陽君の家に向かい、 出迎えに来てくれていた高陽君のお父さんに会いました。お父さんは顔付きからコメディアンのような感じがしました。それから、寿司屋で寿司を買って家に向かい、家で高陽君のお母さんとお姉さんに会いました。高陽君のお母さんに「どう呼べば良いでしょうか..?」と聞いたら 「うーん..ママと呼んでください」と答えてくださいました。実際にはお母さんを呼ぶ事はほとんどなかったので「ママ」と呼ぶことはできませんでした。でも、親子のように思ってくださることが私には本当に嬉しかったです。ちょうどその日が節分だったので「のり巻き」もいただきましたが、お父さんが高陽君と私を笑わせようとして、本当に面白かったです。特にお父さんは節分の鬼役を引き受けてくれて、家の前で鬼の真似をしました。そして岩野家のご家族と私はお父さんに豆を撤きました。本当の家族みたいな感じがして本当に嬉しかったです。寝るときはけっこう寒かったのですが、ご家族の心温かいもてなしが私の体を暖かくしてくれているようで、ぐっすり眠ることができました。
 翌日は高陽君の友達である輝君と輝君のパートナーであるキョンとともに難波を歩き回りあちこち見て、お昼にはお好み焼きを食べました。親しくなるまではけっこう時間がかかったのですが、別れるにはあまりにも早いと感じられました。わずか一日に過ぎない時間でしたが、私を心より心配してくださって楽しくしてくださった岩野家の皆さんに心より感謝しています。そしてこのような経験ができるようにしてくださった佐野高校の関係者のみなさん、本当にありがとうございました。

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★佐野高校との交流は、『ニュースせんなん』にも掲載されました。「ニュースせんなん」24年2月25日.pdf

平成26年度日本語教育キャパシティビルディング

東南アジア日本語教員養成大学移動講座(インドネシア) 

研修期間:2014年10月28日-2014年12月11日

 

◆大学生参加者レポート

 

プログラムについて

 この6週間のプログラムには、インドネシアから32人が参加しました。インドネシアの大学で日本語を勉強している大学生21人と、日本語を教えている教員11人です。このプログラムの名前は長いので、短く「CI」と呼んでいます。
 このプログラムでは、自信をつけて日本語を使ったり、実際に日本の文化と社会について体験したり、具体的に日本語学習の目的や方法について考えたりすることが目標です。そのために、日本理解とディスカッションや、スピーチや、インタビューや、日本語バラエティなどのクラスがあり、京都の金閣寺や、伏見稲荷大社や、清水寺への研修旅行に参加して、狂言と能を見たり、和太鼓や合気柔術や書道を体験したりしました。その他にも、長南小学校と岸和田高校を訪問したり、立命館大学と関西学院大学を訪問してインタビューをしたりしました。

レギ(インドネシア教育大学)

 

日本語の授業

 このプログラムには、色々な授業があります。例えば、日本理解とディスカッション、スピーチ、インタビュー、日本語バラエティ、情報リテラシーです。授業を始める前にプレイスメントテストがあって、クラスが3つに分けられました。授業では、色々な新しい言葉や表現を学び、伝統的な文化や日本人の生活なども勉強することができました。
 日本理解とディスカッションの授業では、日本の伝統や結婚や仕事や教育などについて、自分の国と比べながら、たくさん話しました。その時、私たちは一人ずつ自分の意見を積極的に話しました。また、スピーチの授業では、私たちは2回スピーチをしました。1回目のスピーチのテーマは大学生の生活についてで、2回目のスピーチのテーマはインドネシアについてです。そして、そのテーマから、自分で選んだトピックに関してスピーチを作って、先生と相談してから、みんなの前で発表しました。それから、インタビューの授業では、インタビューする方法を勉強しました。グループを作って、グループで選んだテーマについて、地域の方と大学生に4回インタビューをしました。そして、研修の最後に発表会で結果を発表しました。日本語バラエティの授業では、ホームビジットのために電話会話を勉強したり、日本の大学生から若者言葉と方言を教えてもらったりして、とても楽しかったです。情報リテラシーの授業では、私たちは日本語でコンピュータが使えるようになりました。コンピュータで日本語入力ができるようになったし、日本語で電子メールを送れるようになったし、インターネットで情報を集めることできるようになりました。
 これらの授業のおかげで私たちはみんな大変勉強になり、私たちの日本語の能力が上達したと思います。

シンチャン(ディポネゴロ大学)

 

文化体験

 このプログラムでは、三つの文化を体験することができました。和太鼓、書道、合気柔術です。研修生はみんなで和太鼓を体験することができました。書道と合気柔術はどちらか一つを選んで、体験しました。どれを選んでも、全部楽しかったです。本当にいい経験になりました。
 和太鼓を体験する前は、和太鼓の先生が見本の演奏をしてくれました。その後、先生が私たちに和太鼓のやりかたを教えてくれました。最初、先生が演奏したときは、簡単そうだと思いましたが、やってみると想像したほど簡単ではありませんでした。しかし、最初は難しかったですが、練習すれば練習するほど、慣れていきました。和太鼓を練習するとき、私たちは六つのグループに分かれました。各グループは三人いました。練習してから、二つのグループずつ、演奏をしました。
 合気柔術は和太鼓よりも、さらに体を動かします。疲れましたが、楽しかったです。合気柔術の文化体験で、短い時間でしたが、私たちは少し自分を守る方法を習いました。パンチとキックを習うだけではなく、木刀や杖の使い方も習いました。少し習っただけでも、役に立ちます。それに、畳の上で練習しましたから、安全です。
 書道クラスでは、私たちは自分の好きな漢字を書きました。自分の好きな漢字を書くまえに、先生は漢字のサンプルを見せてくれたので、みんなはその漢字を見て、練習しました。書道を書くときは、落ち着かなければなりません。急いで書いたら、書いた字が悪くなると言われました。たくさん書く練習をしてから、自分の好きな漢字を書きます。自分で書いた漢字は持って帰ります。本当に楽しかったです。

 ラシド(北スマトラ大学)

 インドネシア1.png     合気柔術                          書道

インドネシア2.png

和太鼓

 

交流会

 6週間の研修の中で、私たちはたくさん交流会をしました。インタビューの授業でも、私たちはグループにわかれて、たくさんの日本人にインタビューしたり、交流をしたりしました。私たちは、関西国際センターの周りの地域の方々、そして立命館と関西学院大学の学生たちにインタビューしました。同じ日本人でも、年齢が違うので、意見やインタビューの結果は面白いです。今の日本や日本人のことだけではなくて、昔の日本や日本人についてもわかりました。
 インタビューの授業以外に、私たちは長南小学校や岸和田高校に訪問しました。交流だけではなく、小学校では、インドネシアを紹介したり、小学生たちと給食を食べたり、掃除したり、遊んだりしました。岸和田高校では、研修生の先生方がインドネシアを紹介したり、高校生たちと一緒に授業を受けたりしました。
 さらに、センターでの研修の間も、他の研修を受けている日本人や外国人と食堂で食事をするときなどに交流することができました。ですから、授業や研修のプログラムの中だけではなくて、休憩や食事のときにもたくさんの交流会のチャンスがあったと言えます。私にとって、とても大切な45日間でした。

ヒルワ(ジャカルタ国立大学)

インドネシア3.png           関西学院大学                       立命館大学

インドネシア4.png     (地域の方々)            関西国際センター    (大学生)

 

研修旅行

 このプログラムでは、私たちは勉強だけではなく、研修旅行にも行きました。一回目は11月10 日で、二回目の研修旅行は11月21日でした。一回目の研修旅行では、伏見稲荷神社と清水寺と甘春堂という店に行きました。
 伏見稲荷神社には、赤くて大きい鳥居があります。この神社の前にきつねの像があります。また、この神社は千本鳥居で有名です。神社には重軽石があります。願い事を思い浮かべながら石を持ち上げて、石が軽かったら、願い事が叶うと言われています。伏見稲荷神社へ行った後、清水寺へ行きました。この寺にも恋占いの石があります。目をつぶって、前に歩いて、この石を見つけられたら、恋がうまくいきます。また、この寺には恋愛、健康、勉強の三つの滝があります。最後に、私たちは甘春堂へ行きました。甘春堂は和菓子を作るお店です。ここで、和菓子を手で作ってみたり、抹茶を飲んだりしました。
 二回目の研修旅行は11月21日に行きました。この研修旅行では、私たちは金閣寺へ行ったり、能と狂言を見たりしました。湖の上に立つように見える金閣寺は、秋に来たので、きれいな紅葉が見られました。とてもきれいでした。そのあと、能と狂言を見に行きました。能と狂言は日本の伝統的な演劇です。能の登場人物は面をつけて、演じます。また、狂言の登場人物は、ユーモアのある物語を演じます。とても面白かったです。この二回の研修旅行はとても印象に残りました。

 メタ(スマラン国立大学)

 

インドネシア5.png         金閣寺                           伏見稲荷神社

インドネシア6.png          甘春堂                         清水寺

 

感想

 この6週間の研修はとても面白くて、楽しくて、役に立つ研修だと私たちは思います。インドネシアの日本語学習者にとって、日本語を話すのは一番難しいです。ここにある3つの授業は全部会話の授業ですから、日本語で話す自信を持てられるように本当に役に立ちます。特に研修の学生たちは今、日本語で話すのにもっと自信を持ちます。そして、日本の文化も楽しく紹介してくれましたから、分かりやすくて、もっと知りたくなる気がします。日本語でコンピューターの使い方や、日本語バラエティ(表現、若者言葉、オノマトペ)や、色々な日本語の教科書などの知識をまらえて、本当にうれしくて、私たちの日本語の勉強の役に立ちます。ファシリティーやサービスなど良かったし、関西国際センターの人たちやほかのプログラムの研修生も優しかったので、困ることがなくて、たくさんのいい思い出が出来ました。ですから、忘れられない6週間でした。

 

 

◆教員参加者レポート

 

ウリップ・ザエナル・ファナニ(スラバヤ国立大学)
ウルファ・スティヤルティ(ブラウィジャヤ大学)
タミタ・イスラミ・インドラスワリ(ジョグジャカルタ・ムハマディヤ大学)

 

研修プログラムについて

 この研修にはインドネシアから大学生21人、日本語教師11人、合計32人が参加しました。研修の目的は二つに分かれていて、日本語教師の目的は教授力・日本語力を高めるほかに、異文化理解を深めます。それから、大学生の目標はこれまで学んだ日本語を実際に使ってみたり、日本文化・社会を体験したりします。そのため、日本語授業のほかに(能と狂言、和太鼓、書道、合気柔術)を体験したり、ホームビジットや小学校・高校・大学訪問などのプログラムをしました。あべの橋 防災センターを見学したときは、地震の体験もできました。また、研修旅行もあり、みんなで金閣寺・伏見神社・和菓子作りの店へいきました。

 

教員のプログラムと活動

1. 教授法
タスク開発と素材収集。インドネシアの授業場面をイメージしながらいろいろなタスクを想定して、学生に見せたいものの写真を撮ったり、地図やパンフレットなど集めたり、日本の生活の中にある音を収集したりしました。
2. 授業参観
学生の授業への参加、教師だけを対象にした講義などのほか、研修プログラムへの参加を通していろいろな日本語に触れ、日本語の知識を増やして、今の日本語教育についての理解を深め、授業力の向上をはかりました。
3. 交流
日本や日本人に対する理解を得るために、様々な立場や世代の日本人と交流する機会を得ました。大学生との交流、小学生、高校生、地域の方との交流会をもちました。
4. 大学訪問
日本の大学を訪問して、将来の留学の役立つ情報を得ると共に、交流を行いました。
5. 成果発表
6週間の日本での研修の集大成として、大学生参加者に対して日本文化・社会をテーマにした授業を行いました。

 インドネシア7.png                                                          京都研修旅行・伏見稲荷大社

 

 研修全体を通し、センターにいる間、楽しい日々を過ごすことができました。勉強だけでなく、自分の好きなこともすることができました。例えば、カラオケルームで自分の好きな日本語の歌を歌って日本語の勉強にもなりました。また、ホームビジットや学校訪問に参加し、教育関係のことや日本社会についてさらに知ることができました。また、大阪オリエンテーリングの時には、親切な日本の方に出会うことができ、素晴らしい体験ができました。

 

これからの研修生へのアドバイス

1.  短い研修でも、できるだけたくさん日本人の友達を作ってください。
2.  授業がないときは時間を上手に使ってください。
3.  カラオケルームやピアノが用意してありますので、歌が好きな人はたくさん使ってください。
4.  インターネットやモバイルで簡単に連絡できる時代となりましたので、帰国後でも連絡をとりあってください。
5.  所変われば品変わる、日本は自分の国と違うところがあるかもしれませんが、異文化理解を体験できる貴重な機会になると思います。

 

 本研修の実施にあたっては、関西学院大学、立命館大学、大阪府立岸和田高等学校、泉佐野市立長南小学校をはじめ、様々な機関からご協力をいただきました。誠にありがとうございました。

平成26年度 日本語教育キャパシティビルディング東南アジア日本語教員養成大学移動講座(タイ)

研修期間:2015年1月13日-2015年2月26日

 

◆大学生参加者レポート

 

全体のプログラム

 

このプログラムは、日本語教員を目指している人を対象としたものです。参加者の大学生は、タイの5つの大学から来ました。ブラパー大学から5名、チェンマイラチャパット大学から5名、チェンライラチャパット大学から5名、コンケン大学から5名、そして、ウボンラチャタニー大学から5名です。また、各大学から1人ずつ教員も参加しました。それで、参加者は全員で30名です(大学生25名、教員5名)。
このプログラムでは日本語を勉強するだけではなく、日本についての様々なことを経験することができました。例えば、日本の大学生と交流したり、文化体験をしたり、学校訪問をしたりしました。また、日本の社会への理解を深めるために、日本について自分が興味を持つテーマを選び、地域の人や日本の大学生にインタビューしました。それから、日本をもっと理解するために、このプログラムで関西地方の色々な所へ行きました。例えば、京都、神戸、奈良などを見学しました。1、全体.png

日本語の授業

このプログラムでは、授業が4つに分けられています。日本理解とディスカッション、スピーチ、インタビュー、日本語バラエティです。
日本理解とディスカッションでは、日本について、友達と色々な話題を話し合いますが、そのとき、できるだけ自分が知っている日本語を使って、自分の意見を出します。そして、その意見を友達と交換し、自分の国と比べてどうなのか、お互いに話し合い、ディスカッションの後にメモをします。この授業で勉強したおかげで、日本という国や、日本人の考え方が、もっと分かるようになりました。
スピーチの授業では、自分の国について、日本人に紹介したいことや、日本人に知ってもらいたいこと、自国の伝統的な祭りなどをテーマとして、スピーチ原稿を作りました。そして、最後のスピーチの授業で、先生たちやクラスの友達の前で、発表しました。
インタビューの授業では、日本について興味を持つテーマを選んでから、自分のグループと相談し、質問を作りました。そして、地域の人、日本の大学生にインタビューしました。毎回のインタビューの後には、グループで結果をまとめて分析し、最後に、発表会のときに、その結果を発表しました。
日本語バラエティは、もっと楽しく会話をするために、日常生活で使われている言葉や、関西弁や、若者の言葉などを勉強する授業です。この授業で勉強すると、日本人ともっと楽しく会話することができます。
4つの授業以外に、学習相談や教材紹介、2週間の振り返りという授業もあります。この6週間は短い期間ですが、色々なことを体験することができ、日本語だけではなく、社会や、文化なども体験することができました。また、この6週間のおかげで、たくさんの日本語を使う機会ができ、自分の日本語も上達しました。それだけではなく、たくさんの日本人と出会い、話したり、意見を交換したりして、とても楽しかったです。何より、友達ができて、一緒に色々な活動をしたことが、一番いい思い出になりました。

2、授業.png

 ティー (ウボンラチャタニー大学)

 

文化体験

6週間の研修の中で、3つの文化体験がありました。それは和太鼓、合気柔術と書道でした。この中から、自分がやりたいものを2つ選ぶことができました。それぞれの文化体験を見てみましょう。

 

●和太鼓 
私たちは日本の伝統的な「和太鼓」という太鼓に挑戦しました。3つのパートに分かれて、パートごとに違うリズムを練習しました。最後に全員で合わせて和太鼓を叩きました。みんな楽しんで笑顔で和太鼓を叩きました3、和太鼓.png

 4、和太鼓2.png

●合気柔術

 5、合気柔術.png

これは、日本の武術のひとつ「合気柔術」といいます。自分の体で自分を守る方法を体験しました。体のほかに、刀も使ってみました。私たちは疲れたし、体も痛かったですが、友達と一緒にやるのはとても楽しくて、最高でした。

6、合気柔術2.png

 ●書道

日本の文字を筆で書いてみました。初めての経験なので、授業中、みんな静かで、一生懸命に練習しました。そして、自分の好きな漢字を選んで、色紙に書きました。書いた色紙は国へ持って帰れます。新しい経験になったし、おみやげもできたし、とてもよかったです。

7、書道.png

ファス(コンケン大学)

 交流会

 6週間の間に、交流会は5回ありました。まず、熊取町立南小学校を訪問しました。私たちはタイについてのポスターを作って、小学生に紹介しました。小学生が学校を案内してくれました。そのあと、小学生の皆さんと一緒におしゃべりしながら、昼ごはんを食べました。

 8、小学校.png

次に、センターのホールで地域の方にインタビューしました。皆さんはとても優しかったです。 三回目に、武庫川女子大学で交流しました。大学生に図書館を案内してもらってから、インタビューをしました。そのあと、昼ごはんを一緒に食べました。四回目には、立命館大学で交流しました。昼ご飯を一緒に食べたり、大学の周りを案内してもらったりしました。色々なことを話して、とても楽しかったです。大学生の方が「タイへ行きたい」と言ってくれて、すごく嬉しかったです。

 9、武庫川女子大.png

最後は、関西国際センターで日本語教育に興味がある大学生と交流しました。私たちは交流会パーティーを行うために、タイダンスを練習したり、場所を準備したりしました。それから、大学生に若者言葉や方言を教えてもらいました。はじめは関西弁について知りませんでしたが、教えてもらって、よくわかりました。とても楽しかったです。
何回も日本人と交流したことは 知らなかったことを知ることができたし、友達ができたし、とてもいい経験だったと思います。

エー(コンケン大学)

 

アドバイス

このブログラムは、6週間という長い期間なので、日本へ来る前に準備しておいたほうがいいことや注意したほうがいいことがあります。
まず、このブログラムでは日本人と交流するチャンスがありますから、自分の国について紹介したいことやものを持って来たほうがいいと思います。例えば、タイ語が書いてあるものや観光地のガイドブックや食べ物などです。そして、研修中には、スピーチを書いたり、発表会を準備したりする必要があるので、自分のパソコンがあったら、ぜひ持って来てください。それから、自分の大学を紹介する発表会があるので、大学のデータや大学のパンフレットなども準備しておくといいと思います。
また、もちろん日本には病院や薬局がありますが、もし皆さんは持病があったら、自分の薬を必ず持ってきたほうがいいと思います。
この6週間はとても楽しくて、とてもいい体験になりました。皆さんも頑張ってください。

ベン(チェンマイラチャパット大学)

 

 

◆教員参加者レポート

全体のプログラム

今回6週間の研修の中で、私たち教員は、日本語教師としての業務に役立てるため、教授法の授業、授業見学、自主研修活動など、研修中のさまざまな活動を通して、貴重な授業づくりのコツ、知識などを得ました。毎回の授業見学では、これまでの自分の授業を振り返ることができました。関西国際センターの授業の流れは、学習者を中心とした教育を大切にしていると強く感じられました。さらに、学習者の考える力、伝える力を上手に育てているように見えました。このような授業の進め方で、学習者は少しずつ自信を持ち、日本語で発話できるようになったと思っています。

10、教員全体.png

オウ(チェンマイラチャパット大学)

 

自主研修活動

このプログラムには、自主研修活動期間もあります。自主研修活動とは、日本語教師としての仕事に役に立てるため、各自のテーマに合わせて、自分で研修を計画することです。
私の場合は、初級文法の授業以外に日本文化と日本事情という科目も担当しているので、その分野についての資料や写真など収集したいと思っていて、様々な場所へ見学に行きました。例えば、日本史について学べる所として、日本で初めて世界遺産に登録された姫路城へ見学に行きました。姫路城では、日本の戦国時代から明治時代までの歴史を学べ、特に「防御設備」という敵を防ぐための機構や整備などの写真を撮影したり、資料を集めたりできました。また、兵庫県立歴史博物館、京都伝統産業ふれあい館、大阪歴史博物館、大阪くらしの今昔館などにも行き、文化と歴史を学ぶことができました。更に歴史的な場所だけではなく、日本事情の分野に関わる場所も見学することができました。例えば、日本の市場と商店街の特徴に興味を持つ私の場合は、黒門市場、錦市場、千日前道具屋筋商店街、天神橋筋商店街などを見学して、日本の市場や商店街の雰囲気を撮影できました。帰国後、歴史と文化の授業で、撮影した写真と手に入れた資料を教材として利用し、また、日本事情についてのディスカッションのような授業にも利用しようと思います。

 ビー(ウボンラチャタニー大学)

 

私の場合は京都の東寺、伏見稲荷大社、祇園、また兵庫県立美術館、生田神社、神戸港震災メモリアルパーク、神戸元町商店街、鉄人28号モニュメントなどに行くことができました。授業の時タイと日本のお寺の違いやタイと日本の仏教の違いなどを説明できるように、写真を撮影したり、ビデオを撮ったり、資料を収集したりしました。また見学する前の計画書の書き方、そして戻って来た後の報告書の書き方も大変勉強になりました。このプログラムでは色々な研修活動があり、授業見学、文化体験、研修旅行、交流会など、教員としての授業活動に役立つリソースをたくさん収集できました。更に自分の授業をふりかえることができ、学生の日本語の力や日本に関する知識をアップさせるためにどんなことが必要なのかや実際教師の役割は何かなども勉強になりました。

グン(チェンライラチャパット大学)

 

教員向けの授業

教員向けの授業はいくつかの日に分かれて行われました。
1月19日に「体験交流型日本語学習」に参加して、この研修の目的がよく分かり、活動を中心にする日本語学習についてのやりかたや目標などが分かりました。特に「JFスタンダード」に興味を持ちました。自分の学習者がどのぐらい日本語ができるかを調べられて、自分の授業に役に立つのではないかと思ったからです。
1月21日に「話すことを教える」に参加して、OPIについて分かりました。学習者がどのぐらい日本語ができるのかが分かるだけではなく、いろいろな「質問のやり方」はとても面白かったです。「意見を言わせるように問いかけること」や「だんだん深まる質問のやり方」などは、会話の授業のために参考になると思います。
1月28日の「日本語教材の紹介」では、いろいろな教科書と本を紹介してもらいました。特に『まるごと』と『できる日本語』と『漢字たまご』という本について、まったく知らなかったので、それぞれの本のいい点とよくない点、又はその本の使い方などを紹介してもらって、大変勉強になりました。
2月10日の「日本語教育リソース紹介」では、様々な日本語教育リソースを紹介してもらいました。前はサイトを使いたいと思ったときも、サイトが多すぎて、どのサイトがいいか全然知らなくて自分でもはっきり選べなかったので、学生に紹介してあげることができませんでした。しかし、この授業で「日本のかな・文字・漢字」や「書くこと」や「読むこと」や「話すこと」や「日本事情・日本文化」などの種類に分けて紹介してもらったので、これから紹介しやすくなりました。11、教員授業.png

 ノーイ(コンケン大学)

 

授業見学

研修期間の中で、国際交流基金の先生方の授業を見学させていただきました。主に、ディスカッション、スピーチなど学生の話す力を育てるものでした。国ではあまりしゃべらないのに、授業で楽しそうによくしゃべる学生もいました。教師のクラス運営のしかたはもちろん、学生の能力に常に配慮した授業計画など、その大切さを実感しました。学生の日本語力をいかに伸ばしていくかについて、今回の授業見学を通して、授業をする教師側の考えだけでなく、学習者の視点からも考えることができました。

12、授業見学.png

 プロイ(ブラパー大学)

 

本研修の実施にあたっては、立命館大学、武庫川女子大学、熊取町立南小学校をはじめ、様々な機関からご協力をいただきました。誠にありがとうございました。

 

このアーカイブについて

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