研修参加者レポート

平成26年度 国内連携による日本語普及支援 大学生訪日研修(秋季)


大阪ガス国際交流財団インドネシア大学生日本語研修

研修期間:2014年9月2日-2014年10月17日

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プログラムについて

今年度のプログラムには、19か国・地域から40人の学生が参加しました。私たちは中国、韓国、台湾、インドネシア、タイ、ベトナム、オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、アメリカ、ドイツ、アイルランド、イタリア、ノルウェー、ハンガリー、ポーランド、ルーアニア、ロシア、スロベニアから来ました。

プログラムの始めにプレイスメントテストを受けて、日本語力によって五つのクラスに分かれました。センターでは、主にディスカッション、スピーチ、インタビューの勉強をしましたが、そのほかにアクティビティもたくさん体験しました。たとえば、ホームビジットをしたり、文化体験をしたり、小学校や大学を訪問したりしました。そして、大阪、神戸、奈良、京都、和歌山へ研修旅行に行きました。

 

センターの生活

センターでの生活2.pngプログラムの前には、関西国際センターでの生活はどのようなものかと緊張していましたが、何も心配することはありませんでした!すぐセンターの生活が好きになりました。センターの生活はとても便利です。センターの近くに駅が三つあって、歩いて行けます。また、自転車も借りられます。そして、スーパーや百円ショップや郵便局やモールやショッピングセンターなどもセンターの近くにあります。
毎日クラスは午後3〜4時に終わるので、それから一緒にラウンジで友だちと話したり、自転車を借りてイオンモールやりんくうタウンで晩ご飯を食べたりしました。週末には、自分たちで観光や買い物もできました。

私のセンターの一日

午前7時: 起きる!
午前7時45分: 食堂で友だちと朝ご飯を食べる
午前9時—11時50分:午前中のクラスを受ける
午後12時—13時10分:食堂で友だちと昼ご飯を食べる
午後13時20分—15時10分: 午後のクラスを受ける
午後15時20分—16時10分(ときどき): 文化体験の授業
午後18時—20時: 食堂や外で晩ご飯を食べる
午後20時—23時30分: 宿題をしたりラウンジで友だちと話したりする

 

授業 

授業は三つあります。ディスカッション、スピーチ、インタビューです。ディスカッションのクラスでは、色々なことを話しました。たとえば、日本と自分の国の生活や環境や伝統などを話しました。スピーチのクラスではスピーチの準備と発表をして、先生やクラスメイトから有意義なフィードバックをもらいました。インタビューのクラスでは、グループで知りたいことの中から一つテーマを選びました。そして、インタビューの質問の準備をして、地域の人と日本の大学生にテーマについてインタビューしました。

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最後には、インタビューの調査結果をまとめて、発表しました。発表会の日、私たちは緊張しましたが、パワーポイントとスピーチを一生懸命準備しましたから、発表会は楽しくて、実りのあるものになりました。 

 キラ(アメリカ)

 

 小学校訪問

研修中に、小学校訪問を一回しました。泉佐野市立北中小学校を訪問したのですが、本当にためになる経験でした。訪問する前に私たちはみんな準備をしました。センターで自分の国を紹介するためにポスターを作って、ある研修生は国から持ってきた伝統的な衣服を訪問のときに着ました。小学校への訪問は二つのパートに分かれていました。前半は研修生の自己紹介の後、グループで1・2年生と交流しました。後半は3-6年生との交流でした。その時、研修生はポスターを使って国を紹介しました。国の紹介の後で一緒に昼ご飯を食べたり、そうじをしたり、遊んだりしてセンターに帰りました。日本の学校生活を実際に体験したかったら、このような訪問はとてもいいチャンスだと思います。

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 大学訪問

大学訪問も2回しました。まず、奈良・京都研修旅行の時、私たちは京都の立命館大学を訪問しました。大学を案内してもらった後で私たちは立命館大学の学生とフリートークをする機会がありました。3人ぐらいのグループで学生たちと様々なことについて話して、例えば、立命館大学の入学制度、留学(外国人向けのものや日本人の学生向けのもの)、大学生活などについて学びました。私たちも自分の出身の大学と大学生活について伝えました。この訪問は短い時間でしたが、いろいろなことについて学ぶいい機会になりました。
二つ目は大阪大学への訪問でした。はじめに立命館大学と同じようにキャンパス内を見学しました。この訪問で一番勉強になったことは二つありました。大阪大学の留学生が日本への留学についていろいろ教えてくれたことと、大阪大学の先生の言語学の講義に参加できたことです。ほかにも、大阪大学の学生と一緒に踊ってみたり、昼ご飯を食べたりしたことは本当に楽しかったです。

大学訪問.png

 ホームビジット

ホームビジットの目的は二つあります。日本人の生活習慣について理解を深めることと、日本語での会話力を高めることです。この目的は日本人の家庭への訪問のおかげで達成できました。研修生は2・3人のグループでホストファミリーのお宅を訪れました。日本の住宅を見たり、ライフスタイルについて学んだり、日本人と話したりできて、全部がとても有益なものになりました。

アンナ(ロシア) 

 研修旅行

プログラムの中では、授業だけではなく研修旅行を通して色々な所に行ってみる機会がありました。関西国際センターのおかげで実際に日本の文化を見たり体験したりすることができました。旅行を通して、見聞を広めることができてとても素晴らしい時間を過ごせましたし、研修生同士の仲を深めるきっかけにもなりました。

奈良・京都

最初の日は、奈良の有名な観光地としてよく知られている「東大寺」に行きました。私たちはお坊さんがお寺の中で儀式に参加する珍しい様子をみることができてとてもラッキーでした。また、東大寺の周りにいる鹿を追いかけたり、一緒に写真を撮ったり、お土産を買ったりして楽しめました。司書の方から聞いた通り、奈良と京都を旅行するときには間違いなく財布が危ないです。どこに行ってもきれいな、可愛いお土産のお店があるので、欲しい物を全部買いたい気持ちを我慢することができないからです。同じ日、私たちはきれいな旅館に一泊泊まることができました。浴衣を着て研修生の皆と一緒に夕食を食べました。夕食は食べるのがもったいないと思うほどきれいなので困りました。口で食べる前に目で食べたと言っても間違いありません。

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次の日は、京都に行きました。朝御飯をしっかり食べて、清水寺へ移動しました。清水寺はきれいな水があるお寺で、中では直接水を飲むことができます。その水を飲むと、もっときれいになったり、頭がよくなったりするという話がありますが、水は一回しか飲むことができません。これは「他人のために水を残そう」という意味です。お寺の周りには、お土産の店がたくさんあります。商品を買うときには実際に日本語を使うことができるし、地元の日本人と話すこともできます。話すときに日本語の間違いについて心配しないで、ゆっくり話ができたら、日本人の方も喜ぶと思います!

文化体験

プログラムではもちろん授業を受けますが、文化体験を受ける機会もあります。自分で選んだ三つの活動を通して、本当の文化体験を楽しむことができます。文化体験の中で楽しめる活動には、合気柔術・茶道・和太鼓・書道・浴衣・生け花があります。茶道や合気柔術のような活動を、女らしい・男らしい活動だからいやだと言わないで、新しい、聞いたことがない活動を選んでやってみてください。間違いなく、考えが変わります。

文化体験1,2.png

 アドバイス

  1. 貴重品や大切な荷物(例:パスポート・財布・高級アイテム)は忘れないように気を付けて下さい。
  2. 母国で普段スリッパを履いている人は自分のスリッパを持って行ったほうがいいです。
  3. センターの中に洗濯室があるので、汚れた服について心配しなくてもいいです。でも、洗剤は自分で買わなければなりません。
  4. シャンプーなども持ってきてもいいですが、近くのスーパーで買うこともできます。
  5. 自習室では、パソコンを使ったり、勉強したり、プリントをすることができます。自分のパソコンを持って来なかった人は、午前7時30分から午前2時までここでパソコンを使うことができます。でも、自分のパソコンを持ってきた方が便利です。
  6. 放課後(授業の後)・週末・休日には自由に時間を過ごすことができます。自由に旅行することもできますが、門限を忘れないにしましょう。
  7. 日本にいる間は、できるだけ日本語で話した方がいいと思います。研修生として短い時間を上手く生きましょう!
  8. 人の前でスピーチをすることが苦手な人は、日本語の上達の緊張を克服するために、司会に挑戦してみて下さい!(笑)
  9. 日本語での注文や問題などを日本語が上手な人にばかり頼らないで、自分で解決するようにしましょう。
  10. 出かけるときには、気を付けて下さい。一人より、ペアやグループで出かけたほうがもっと安全だと思います。一番重要なことは、皆さんが楽しんでいることです!間違いなく、人生が変わる、幸せな思い出をたくさん作ることができます。
  11. センターで働いている人を見たら必ず挨拶をするようにしましょう。挨拶と言うのは普通に使う簡単な挨拶です。例えば:「いただきます」「ごちそうさまでした」「ありがとうございます」「おはようございます」などです。私たちが上手く生活できるように、センターの方が手伝ってくださっていることに感謝しましょう。
  12. 新しい出会いを大切に。このプログラムには、色々な国の、様々な背景を持つ研修生が多いので、どんどん話しましょう。なぜなら、これは人生一回きりのチャンスであり、センターのプログラムの中で一番大切なのは新しい友達ができることだからです。

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 「UPOG、愛してるよ! 」:UPOGプログラムの大好きなところ

  1. 10.おまけ.jpg先生から、日本語の勉強はもちろん、コミュニケーションの仕方も学ぶことができるところ。先生は、忍耐強くて、親切で、何でも知っています。
  2. 情報リテラシーなどの授業を通して、日本語の勉強に役に立つウェブサイトなどの情報を手に入れることができるところ。
  3. 研修旅行を通して、自分だけでは行きにくい所へも行くことができ、とても素晴らしい思い出ができるところ。
  4. 食費やICOCAカード(交通費)などのケアが万全なところ。電車に乗って、自由に色々なところへ行くことができます。
  5. 国際色豊かなプログラムなので、色々な国から来た友達がたくさんできるところ。いつまでも、忘れられない思い出ができました。
  6. 日本の大学で「オープンキャンパス」スタイルのツアーができるところ。実際に大学に通っている大学生たちと交流もできて、将来日本の大学に留学したときの環境が想像できました!

ハンナ(オーストラリア)

 

 

 

本研修の実施にあたっては、公益財団法人 大阪ガス国際交流財団、立命館大学、大阪大学、泉佐野市立北中小学校をはじめ、様々な機関からご協力をいただきました。誠にありがとうございました。



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