研修参加者レポート

文化・学術専門家日本語研修(2か月)


平成29年度 文化学術専門家日本語研修(2か月コース)

研修期間:2017年6月7日-2017年8月2日

1-日本語の研修

 2ヶ月間、あっという間でしたが、非常に有意義でした。
 初日にテストがあり、日本語のレベルチェックが行われました。その結果に応じて、3つのグループに分けられました。そして、グループごとのスケジュールをもらいました。このコースの一番良いところは、自分で授業を選ぶことができるということです。例えば、漢字や会話などの選択科目の中から、自分で選んで決めることができます。
 授業の中で一番重要だったのは、発表のクラスでした。発表のクラスでは、自分の研究分野に関する最終口頭発表1.jpgのための準備や練習をします。発表のクラスは分野ごとに分かれていて、同じクラスの研修生からフィードバックをもらうことができます。コースの終わりには、歴史、言語学、美術、文学などのテーマについて、それぞれ自分の研究を日本語で紹介できるようになりました。先生方のアドバイスとコメントのおかげで、私達の発表は完璧なものになりました

 その他、コンピュータクラスでは、自分の研究活動のための丁寧な日本語のメールの書き方を学びました。そして、同じ専門分野の人や大学の先生方にお願いや、問い合わせ、お礼のメールを日本語で書くことができるようになりました。さらに、専門語彙のカード作り方についても教わることができました。
 図書検索についてのガイドもありました。例えば、どのようにしてインターネットで本を探したり、予約したりすることができるかです。そして、日本語学習に役立つウェブサイトやスマートフォンアプリについても紹介してもらいました。

 毎週、連絡会があり、授業や文化体験プログラムについて詳しく説明してもらうことができました。そして、授業は月曜日から木曜日の9時から午後3時ごろまででした。自由時間は個人研究や旅行をしたり、他の研修生と一緒に時間を過ごしたりすることができました。
 また、東京へ自主研修旅行に行きました。3日間、国際交流基金の日本語国際センター(浦和)に滞在して、研究に必要な資料を探すために図書館へ行ったり、専門家や大学の先生に会ったり、美術館・博物館を訪ねたりしました。この研修旅行は、同じ分野を研究する人とのネットワーキングにとっても、非常に役に立ちました。

 2.jpg神戸大学の大学院生との交流会も印象に残っています。神戸大学の図書館を案内してもらったり、神戸大学の大学院生の方と自分たちの研究や日本の大学生活について話したりしました。神戸大学の皆さんには、美しいキャンパスを案内してもらうなど、親切にしていただきました。とても貴重な体験となりました。

2-文化体験

このコースには、日本語を学ぶことだけではなく、日本の文化や伝統芸能を実際に体験できる機会もありました。例えば、書道、ゆかたの着付け、文楽鑑賞です。

A-ホームビジット
 ホームビジットは、日本の一般家庭を訪ねるという、とても貴重な経験でした。研修生同士ペアで日本人の家を訪問し、家族と話したり一緒に食事をしたりして、日本の生活を体験することができました。お好み焼き、たこ焼き、串かつなど関西の伝統的な料理を食べたり、関西弁を聞いたりして、楽しい時間を過ごすことができました。

B-茶道
 3.jpg2人の先生から茶の湯の心について学びました。お茶の正しい飲み方、伝統的な道具の名前や、和室に入る時のマナーなどを教わりました。そして、苦いお茶を飲む前に甘いお菓子を食べることの意味がよく分かりました。お茶碗の美しさや作法についても、理解することができました。昔から伝わる伝統文化の雰囲気を感じることができました。
注意:白い靴下を持って来てくださいね!

C-大阪オリエンテーリング
 これは、研修での最初の活動でした。グループに分かれて大阪の様々な所を散策しながら、写真を撮ったり、日本人と話したり、一緒に食事をしたりする活動でした。その後、それぞれ体験したことを先生方や他のグループの人たちに紹介しました。この活動のお陰で、お互いにうち解け仲良くなることができました。

3-センターの生活

 関西国際センターの施設は、研究活動にとても役に立ちました。
 3階にある食堂ではおいしい料理を食べることができました。そして、食事を終えると、またすぐ研究に戻り、集中し34.jpgて取り組むことができました。2階の自習室では、夜遅くまで自由に勉強したり、資料を印刷したりすることができます。カラオケルームとジムもあり、充実した時間を過ごすことができます。そして、部屋にはエアコンとwifiが備わっているので、とても快適に過ごすことができます。窓からは、素晴らしい海の景色が見えます。ビーチでパーティーをした時には、歌を歌ったりBBQをしたり貝を食べたりして、楽しみました。そしてバスや自転車に乗って、神社や田尻町にある名所など、関西国際センターの近くを散策することもできました。

 関西国際センターのスタッフの皆さんに色々と助けてもらいました。皆さん、親切にしてくださり、ありがとうございました。

 コリーン ダントニーオ(イタリア)
 フローレンス クリック フリーゼン(ニュージーランド)
 ヌルハーン ディヤーブ(エジプト)
 スヴアトスラフ ポルホフ(ロシア) 

 



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