研修参加者レポート

外交官・公務員日本語研修


研修期間:2016年9月13日-2017年5月11日

 外交官・公務員日本語研修が、国際交流基金関西国際センターで2016年9月から2017年5月まで行われました。研修参加者は、アメリカ大陸から東アジアにいたる全世界、チリ・コロンビア・コスタリカ・ホンジュラス・ジャマイカ・パナマ・111.jpgスペイン・アフガニスタン・アルメニア・アゼルバイジャン・カンボジア・インドネシア・カザフスタン・ラオス・モンゴル・ネパール・パキスタン・タイ・タジキスタン・ベトナム・イエメン・ベナン・ボツワナ・ブルンジ・チャド・コンゴ民主共和国・エジプト・ケニア・リベリア・ナイジェリア・セーシェル・南スーダン・スーダン・トーゴそしてジンバブエの計35カ国からやって来ました。
22.jpg  この研修は研修参加者が基礎的な日本語のスキルを身に付けることを目標にしていました。通常の日本語授業とは別に、私たちがユニークな日本文化(例えば、茶道)そして社会を理解できるようさまざまな文化的活動がありました。大阪大学大学院国際公共政策研究科との連携プログラムである社会文化33.jpg講義 への参加、日本国内での旅行、政府関係者との面談、そしてさまざまな博物館への訪問などが行われました。大阪大学の講義は日本国内外の政治から、歴史・経済まで幅広い話題が提供されました。

言語学習
 この研修の第一の目的は、私たちの将来の日本での大使館業務や、一般の日本人との仕事で要求される実用的44.jpgな言語スキルを身につけることでした。研修開始後数ヶ月で、私たちは地元の方々とある程度コミュニケーションがとれるようになりました。主に教55.jpg科書やワークブックを使って学習しましたが、関西国際センターで開発されたものを含むウェブサイト教材も私たちのスキル向上の助けとなりました。

文化体験

ああ.png 前に述べたように、この研修はただの言語研修ではありませんでした。現在の社会的政治的状況を理解するのに役立つ、日本の文化や歴史の全体像の理解が重視されていました。 
 文化活動は書道・和太鼓・俳句・生け花・着物の着付け、そして「日本語バラエティ」、「生活と文化(日本人の日常生活の特徴)」、「Yom Yom(日本語多読)」クラスなどでした。

新しい友人を作ること

99.jpg1010.jpg ネットワークを作ることもこの研修の目的の一つでした。研修参加者同士の親交に加えて、私たちは泉佐野地球交流協会や岸和田市国際親善協会などのような地元のコミュニティーの方々との交流も深めました。

1111.jpg121212.jpg すべての研修参加者に会話パートナーがいて、会話練習の相手になってくれました。また、小学生や関西地方のさまざまな大学の学生と会う機会もありました。

研修旅行

 8ヶ月の研修中、広島・京都・東京などへの研修旅行もありました。これらの旅行の間、外務省やそのほかの省1313.jpgikkkkkkk.png庁、政府機関や、NGO組織の方々との面談や、日本の伝統芸能(文楽・能・狂言)鑑賞、さまざまな博物館や工場への訪問が実施されました。3日間の自主研修旅行の目的は、日本文化の隠れた側面を発見し、日本社会の仕組みを理解する貴重な機会を得ることでした。

評価

 1616.jpg1515.jpg最終評価は、中間・期末試験の結果、授業(必修授業・選択授業)や旅行や訪問への出席をもとに行われました。研修の最後に、私たちは自分たちの国についてのスピーチ発表、もしくはブース展示を行いました。そして、その時までには、もう日本語だけでコミュニケーションできるようになっていました。

最後に

 1818.jpg1717.jpg最後に、過ごしやすい宿泊施設、とても親切なセンターのスタッフ、そしていつでも手助けしてくれた先生がたは、よりリアルな日本を経験できるようにしてくれました。そして、歴史上の最も偉大な人物の一人、ネルソン・マンデラのアドバイス「もし相手が分かることばで語れば、それは相手の頭に届き、もし相手自身のことばで語れば、相手の心に届く」を理解することができるように心地よい雰囲気を作ってくれました。

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アルメニア共和国 外務省 ルシネ サルグシヤン

 このプログラムの実施に当たっては、国際交流基金のほかにも、外務省、財務省、防衛省防衛研究所、国際協力機構、日本貿易振興機構、大阪国税局、大阪イノベーションハブ、堺市、国立民族学博物館、大阪大学大学院国際公共政策研究科、帝塚山大学、立命館大学、武庫川女子大学、田尻町立小学校、国際ソロプチミスト大阪いずみ、和泉市久保惣記念美術館、三菱日立パワーシステムズ株式会社、国立文楽劇場を始めとする様々な機関からも多大なご協力をいただきました。この場をお借りして御礼申し上げます。誠にありがとうございました。




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