
クレジットカードを便利に使いこなすには、利用目的にあわせた「最強の3枚」を選択して組み合わせるのがおすすめです。
それぞれ違った特徴や特性を持つ3枚のクレジットカードを使い分ければ、効率よくポイントを貯めたり、様々な特典を得られたりといったメリットがあります。
本記事では、クレジットカード3枚持ちに最適のクレジットカードを選ぶ方法を詳しく紹介。
利用目的別の最強の組み合わせや3枚持ちのメリット、複数のクレジットカードを利用する際の注意点も取り上げたので、ぜひ参考にして自分に合う組み合わせを選びましょう。
Contents
- 1 クレジットカード3枚持ちで最強の組み合わせを作る4つのポイント
- 2 クレジットカードを3枚持ちするときの最強の組み合わせおすすめ例
- 3 クレジットカード3枚持ちの見逃せない6つのメリット
- 4 クレジットカードを3枚持ちする前に確認すべき4つの注意点
- 5 3枚目のクレジットカードの審査は厳しい?審査通過のための3つのコツ
- 6 クレジットカード3枚持ちを検討中の人が気になるよくある質問
クレジットカード3枚持ちで最強の組み合わせを作る4つのポイント
クレジットカード3枚持ちで最強の組み合わせを作るポイントは、以下の4つです。
- 1枚目は還元率が1.0%以上の汎用性が高いカードを選ぶ
- 2枚目は利用頻度が高い店舗がポイントUP対象のカードを選ぶ
- 3枚目は機能や優待特典が充実しているカードを選ぶ
- 3枚のカードは国際ブランドを別々にしてかぶらないようにする
クレジットカードを3枚持ちする上で重要なのが、それぞれのカードの還元率や特典の組み合わせと使い分けです。
1枚目は、どこで利用しても還元率が1.0%以上あるクレジットカードを選びましょう。
2枚目と3枚目はカードのポイントUPシステムや機能、特典に注目してカードを選択するのが基本です。
上記の選び方をベースにして、クレジットカードを利用する目的や店舗に合わせて組み合わせを最適化していくと、自分に合った最強の3枚の組み合わせが見えてきます。
自分の生活スタイルを振り返って、最適な組み合わせを選びましょう。
1枚目は基本ポイント還元率が1.0%以上の汎用性が高いクレカを選ぶ
1枚目は、基本ポイント還元率が1.0%以上ある汎用性が高いクレジットカードを選ぶと、利用先にかかわらずポイントを貯めやすいです。
最強の3枚を組み合わせる際は、ポイントを効率よく貯めるために、利用頻度の高い店舗やサービスの利用でポイント還元率がアップするカードを1枚選択する必要があります。
しかし、特定の条件下でポイントがアップするタイプのカードは、通常還元率が0.5%前後に設定されているのが一般的です。
ポイントアップの対象外となる用途では、ポイントが貯めづらいという問題があります。
利用先にかかわらずポイント還元率を高めるために必要なのが、ベースとなるどこで使っても通常還元率が1.0%以上の汎用性が高いカードです。
クレジットカードの利用シーンにあわせて、高還元率の汎用性が高いカードと特定の条件でポイントアップするカードを上手く使い分ければ、効率よくポイントを貯められます。
通常還元率が1.0%以上の主なクレジットカードは以下の通りです。
| カード名 | JCB CARD W![]() |
PayPayカード![]() |
楽天カード![]() |
|---|---|---|---|
| 年会費 | 無料 | 無料 | 無料 |
| 国際ブランド | JCB | Visa/Mastercard®︎/JCB | Visa/Mastercard®︎/JCB/ アメリカン・エキスプレス |
| 通常還元率 | 1.0% | 1.0% | 1.0% |
| 家族カード年会費 | 無料 | 無料 | 無料 |
| ETCカード年会費 | 無料 | 550円 | 550円 楽天ポイントクラブ・ダイヤモンド・プラチナ会員は無料 |
| 海外旅行傷害保険 | 最高2,000万円 (利用付帯) |
― | 最高3,000万円 (利用付帯) |
| 国内旅行傷害保険 | ― | ― | ― |
汎用性が高い通常還元率が1.0%以上のクレジットカードで、ETCカードの年会費が無料なのはJCB CARD Wです。
海外旅行傷害保険を重視するなら楽天カードと、特徴を比較検討して自分に合った1枚目のカードを選択しましょう。
2枚目はよく利用する店舗がポイントUP対象のクレカを選ぶ
2枚目のクレジットカードは、よく利用する店舗やサービスでポイントアップするタイプを選択しましょう。
2枚目のカードを選択する手順は以下の通りです。
- 利用頻度の高い店舗や飲食店、サービスを書き出す
- 書き出した店舗やサービスでポイントアップするクレジットカードをピックアップする
- ピックアップしたクレジットカードの中で、ポイント還元率が最大化するものを1枚選択する
例えばamazonやコンビニを日常的に利用する人は、amazonとコンビニで還元率がアップするAmazon Prime Mastercardを選択すると、ポイントを効率よく貯められます。
Amazon Prime Mastercardの還元率の概要は以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 年会費 | 無料 |
| 通常還元率 | 1.0% |
| amazon利用時の還元率 | 2.0%((プライム会員) 1.5%((プライム会員以外) |
| セブンイレブン 利用時の還元率 |
最大7% (Mastercard®タッチ決済時) 1.5% ((Mastercard®タッチ決済以外での支払い時) |
| ファミリーマート、ローソン 利用時の還元率 |
1.5% |
日常遣いにはベースとなる1枚目を使用、利用頻度の高い店舗やサービスでの利用は2枚目と使い分ければ、ポイント還元率を最大化しやすく効果的です。
3枚目は優待特典や機能が充実しているクレカを選ぶ
3枚目のクレジットカードは、1枚目や2枚目にない優待特典や機能が充実しているカードを選びましょう。
3枚目のクレジットカードを選ぶ際は、ポイント獲得に重点を置いた1枚目2枚目の弱点を、3枚目の特典や機能でカバーできるかが大切です。
例えば、1枚目2枚目がETCカードを無料発行できないのであれば、3枚目に以下のETCカードが無料発行ができるクレジットカードを選ぶのがおすすめ。
- JCB CARD W
- エポスカード
- リクルートカード
- セゾンパールアメックス
旅行が趣味なら、旅行傷害保険や空港ラウンジサービスといった旅行に関する優待特典が充実したクレジットカードを選択すると、満足感が高いです。
3枚目のクレジットカードは、1枚目2枚目の足りない部分を特典や機能で補うサブカードとして選びましょう。
3枚のクレカは国際ブランドを別々にしてかぶらないようにする
クレジットカードを3枚持ちする際は、国際ブランドが異なる3枚を選択しましょう。
クレジットカードは各国際ブランドの加盟店でのみ利用可能で、特定の国際ブランドのクレジットカードしか持っていないと利用できない店舗やサービスが出てきます。
3枚とも別の国際ブランドのクレジットカードを選択しておけば、カード決済できる店舗やサービスを幅広くカバーできて利便性が向上します。
国際ブランドの日本国内と世界全体のシェア率を確認すると、双方でシェア率が高いのはVisaとMastercard®です。
国際ブランドの国内と世界全体のシェア率は以下の通り。
| 順位 | 国内シェア率 | 世界全体のシェア率 |
|---|---|---|
| 1位 | Visa(50.8%) | Visa(39%) |
| 2位 | JCB(28.0%) | 銀聯(34%) |
| 3位 | Mastercard(17.8%) | Mastercard(24%) |
参照元:
2020年キャッシュレス決済大規模調査|イプソス株式会社
Nilson Report1224|The Nilson Report
上記を踏まえ、国際ブランドは3枚のうち2枚はVisaとMastercard®を選び、残りの1枚は好みの国際ブランドのクレジットカードを選ぶと幅広い店舗で利用できます。
日本国内での利用が中心の人は、利便性の高さやサービスの充実度の面からJCBを入れましょう。
クレジットカードを3枚持ちするときの最強の組み合わせおすすめ例
クレジットカードを3枚持ちするときの最強の組み合わせは、ライフスタイルやクレジットカードを使用するシーンによって異なります。
以下の例の通り用途別や利用目的別に選ぶと、自分にとって最強の組み合わせが見つかりやすいです。
- 日常遣いで効率よくポイントを貯めたい
- 実店舗とネットの買い物でポイントを貯めたい
- クレカで旅行をお得に楽しみたい
- 堅実にコツコツポイントを貯めたい節約家
日常遣いでポイントを貯めたい、旅行をお得に楽しみたいと、人によって重視したい点は異なります。
おすすめ例を参考にして、用途や利用目的に合った3枚を選択しましょう。
日常遣いでポイントを効率的に貯めたい人におすすめの組み合わせ
日常遣いで効率よくポイントを獲得したい人におすすめの組み合わせは、以下の通りです。
| カード名 | JCB CARD W![]() |
三井住友カード(NL)![]() |
楽天カード![]() |
|---|---|---|---|
| 年会費 | 無料 | 無料 | 無料 |
| 国際ブランド | JCB | Visa/Mastercard®︎ | Visa/Mastercard®︎/JCB/ アメリカン・エキスプレス |
| ポイント還元率 | 1.0~10.5% 還元率は交換先によって 異なります。 |
0.5% | 1.0% |
| 家族カード年会費 | 無料 | 無料 | 無料 |
| ETCカード年会費 | 無料 | 550円 初年度無料 前年度に1回以上ETCカード利用の請求があった方は年会費無料 |
550円 楽天ポイントクラブ ダイヤモンド・プラチナ会員は無料 |
| 海外旅行傷害保険 | 最高2,000万円 (利用付帯) |
最高2,000万円 (利用付帯) |
最高3,000万円 (利用付帯) |
| 国内旅行傷害保険 | ― | ― | ― |
上記の組み合わせはポイントアップできる店舗数やサービスが幅広く、生活のあらゆるシーンでポイントを効率良く貯められるのがメリットです。
JCB CARD Wと楽天カードは通常還元率が1.0%の高還元率クレジットカードなので、店舗やサービスを選ばず効果的にポイントを貯められます。
JCB CARD Wと三井住友カード(NL)は、対象店舗利用時のポイントアップ倍率が高い点が魅力です。
3枚のカードを利用する店舗やサービスに合わせて上手に使い分け、日常のあらゆるシーンで無駄なくポイントを貯めましょう。
JCB CARD Wは基本還元率が1.0%と高還元

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 年会費 | 無料 |
| 国際ブランド | JCB |
| ポイント還元率 | 1.0~10.5% 還元率は交換先によって異なります。 |
| 家族カード年会費 | 無料 |
| ETCカード年会費 | 無料 |
| 海外旅行傷害保険 | 最高2,000万円 (利用付帯) |
| 国内旅行傷害保険 | ― |
| 申込条件 | 18歳以上39歳以下で、ご本人または配偶者に安定継続収入のある方または高校生を除く18歳以上39歳以下で学生の方 |
- 基本還元率が1%と高い
- amazonのポイント還元率が最大2%
- 対象のコンビニや飲食店の利用で還元率アップ
- 40歳以上は新規入会できない
- 国際ブランドがJCBのため海外で利用できる店舗数が少ない
JCB CARD Wは39歳以下限定で申し込める年会費永年無料のクレジットカードです。
基本還元率が1.0%と高く、Amazonやスターバックスといった優待店の利用でポイント倍率が最大10.5%にまでアップするのが大きな魅力。
優待店の利用頻度が高い人は、JCB CARD Wを積極的に活用してポイントを効率よく貯めましょう。
新規入会には年齢制限があり40歳以上は申込不可、国際ブランドがJCBに限定されるので海外で利用できる店舗が少ない点に注意が必要です。
三井住友カード(NL)はタッチ決済対応店舗で還元率アップ

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 年会費 | 無料 |
| 国際ブランド | Visa/Mastercard®︎ |
| ポイント還元率 | 0.5% |
| 家族カード年会費 | 無料 |
| ETCカード年会費 | 550円 初年度無料 前年度に1回以上ETCカード利用の 請求があった方は年会費無料 |
| 海外旅行傷害保険 | 最高2,000万円 (利用付帯) |
| 国内旅行傷害保険 | ― |
| 申込条件 | 満18歳以上の方(高校生は除く) |
- 対象のコンビニや飲食店でスマホタッチ決済をするとポイント還元率が最大7%にアップ
- 券面に番号が印字されないナンバーレスカードのためセキュリティ性が高い
- 基本還元率は0.5%と高くない
- ショッピング保険や国内旅行傷害保険は付帯しない
三井住友カード(NL)は、対象のコンビニや飲食店でタッチ決済をすると還元率が最大7%までアップするのが大きな特徴です。
対象店舗をよく利用する人は、決済方法に三井住友カード(NL)のタッチ決済を選択してポイントをどんどん貯めましょう。
三井住友カード(NL)で貯まるVポイントは使い勝手が良く、VポイントPayアプリにチャージすればVポイントに対応したネットショップや店舗では1ポイント=1円で利用可能。
以下のような金融サービスやポイント交換でもVポイントを活用できます。
- SBI証券Vポイントサービスで投資信託などの金融商品を購入する
- 三井住友銀行で振り込みを行った際の手数料に充当する
- カタログギフトやプレゼントの商品交換に使用する
- 他社ポイントやマイルに交換する
通常利用時の基本還元率は0.5%と標準的なので、ポイントアップ対象店舗に以外では他のカードを利用しましょう。
楽天カードは楽天経済圏のサービス利用でポイントが貯まる

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 年会費 | 無料 |
| 国際ブランド | Visa/Mastercard®︎/JCB/アメリカン・エキスプレス |
| ポイント還元率 | 1.0% |
| 家族カード年会費 | 無料 |
| ETCカード年会費 | 550円 楽天ポイントクラブ ダイヤモンド・プラチナ会員は無料 |
| 海外旅行傷害保険 | 最高3,000万円 (利用付帯) |
| 国内旅行傷害保険 | ― |
| 申込条件 | 18歳以上 |
- 年会費が永年無料
- 基本ポイント還元率が1%と高い
- ETCカードの年会費が有料(楽天会員ランク「ダイヤモンド」「プラチナ」の人は無料)
- 楽天コンタクトセンターの通話料が有料(ナビダイヤル)
楽天カードは年会費無料、基本還元率が1.0%の高還元率が魅力のクレジットカードです。
楽天市場をはじめ、楽天グループのサービスを利用するとスーパーポイントアッププログラム(SPU)が適用されます。
還元率がアップするので、効率よくポイントが貯められます。
楽天グループのサービスだけでなく街中の利用でもポイントが貯まり、加盟店ではカードの提示と利用でポイントをダブルで獲得できます。
楽天ポイントは、以下のように使い途が豊富なのも嬉しいポイント。
- 楽天市場や楽天ポイント加盟店での支払いへの充当
- 楽天Payや楽天Edyにチャージして街中で利用
- 楽天証券で投資信託や株式を購入
- 楽天モバイルや楽天でんきで料金支払いに充当
日常生活でポイントを貯める機会も使う機会も多いので、日常使いに適したカードです。
ネットと実店舗の買い物でポイントを貯めたい人におすすめの組み合わせ
ネットと実店舗の買い物で効率よくポイントを貯めたい人におすすめの組み合わせは、以下の通りです。
| カード名 | 楽天カード![]() |
PayPayカード![]() |
ビックカメラSuicaカード![]() |
|---|---|---|---|
| 年会費 | 無料 | 無料 | 524円 (初年度無料) 2年目以降も、前年1年間でのクレジット利用が(株)ビューカードにて確認できた場合は無料 |
| 国際ブランド | Visa/Mastercard®︎/JCB/ アメリカン・エキスプレス |
Visa/Mastercard®︎/JCB | Visa/JCB |
| ポイント還元率 | 1.0% | カード利用200円につき最大1.5% | 0.5% |
| 家族カード年会費 | 無料 | 無料 | 発行不可 |
| ETCカード年会費 | 550円 楽天ポイントクラブ ダイヤモンド・プラチナ会員は無料 |
550円 | 524円 |
| 海外旅行傷害保険 | 最高3,000万円 (利用付帯) |
― | 最高500万円 (利用付帯) |
| 国内旅行傷害保険 | ― | ― | 最高1,000万円 (利用付帯) |
楽天はキャンペーンや優遇特典が豊富なので、以下のサービスで楽天カードを活用すればポイントを効果的に貯められます。
- 楽天市場
- 樂天トラベル
- 楽天ブックス
- 楽天モバイル
- 楽天銀行
- 楽天証券
- 楽天pay加盟店での利用(実店舗・オンラインショップ)など
特に、楽天市場は毎月楽天カードの利用でポイントアップするキャンペーンを実施しており、ポイントの獲得の機会が多い点も見逃せません。
PayPayカードはYahoo!ショッピングでポイント還元率が上がるので、楽天カードと組み合わせて利用すると様々なネットショップでお得に買い物ができるのが魅力です。
PayPayカードとPayPayクレジットを連携させて実店舗で利用すると、ポイント還元率が最大1.5%になるのも大きなメリット。
ビックカメラSuicaカードは、モバイルSuicaへのチャージでポイント還元率が1.5%にアップします。
交通費の支払時だけでなく実店舗での買い物にSuicaを利用して、ポイントを効率よく貯めましょう。
楽天カードは楽天市場で利用すると効率的にポイントが貯められる

日常遣いでポイントを効率的に貯めたい人におすすめの楽天カードは、楽天市場で利用しても効率的にポイントが貯められるクレジットカードです。
- 楽天市場で買い物をすると還元率が+2倍アップ
- a対象の店舗や飲食店で楽天ポイントを使った支払いができる
- キャンペーンで貯まるポイントに利用期限がある
- a公共料金の支払いは還元率0.2%にダウンする
楽天カードは楽天市場で利用すると、常時還元率が+2倍になるのが大きなメリット。
楽天市場で毎月実施されるキャンペーン例は以下の通り。
| キャンペーン | ポイントアップ率 | 適用条件 |
|---|---|---|
| ワンダフルデー | 最大3倍 | 毎月1日に楽天市場で買い物をする |
| お買い物マラソン スーパーセール |
最大11倍 | 期間中、楽天市場の複数のショップで 1,000円以上の買い物をする |
| 5と0の付く日 | 4倍 | 毎月5と0のつく日に 楽天市場で買い物をする |
| ご愛顧感謝デー | 最大6倍 | 毎月18日に楽天市場で 買い物をする |
| 勝ったら倍 | 1チーム勝利で2倍(※) 2チーム勝利で3倍(※) |
楽天イーグルス、ヴィッセル神戸が 試合に勝った翌日に楽天市場で買い物をする |
基本還元率が1.0%と高いため、店舗やサービスを選ばず活用できるカード。
しかし税金や公共料金の支払いではポイント還元率が0.2%にダウンするので、ポイント目的なら利用を避けましょう。
PayPayカードは実店舗のPayPay利用に活用できる

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 年会費 | 無料 |
| 国際ブランド | Visa/Mastercard®︎/JCB |
| ポイント還元率 | カード利用200円につき最大1.5% |
| 家族カード年会費 | 無料 |
| ETCカード年会費 | 550円 |
| 海外旅行傷害保険 | ― |
| 国内旅行傷害保険 | ― |
| 申込条件 | 日本国内在住の満18歳以上の方 ご本人様または配偶者に安定した継続収入がある方 本人認証が可能な携帯電話をお持ちの方 |
- 年会費無料で基本還元率1.0%の高還元率を実現
- Yahoo!ショッピングやLOHACOで最大5%のPayPayポイント還元
- 世界中でVisa・Mastercardのタッチ決済が利用できる
- ETCカードの利用発行に年会費がかかる
- ショッピング保険や旅行傷害保険の付帯がない
PayPayカードは年会費無料で基本還元率1.0%を実現した高還元カードです。
PayPayカードはPayPay残高にチャージができる唯一のクレジットカード。
PayPayステップ達成で最大1.5%還元になるので、PayPayの利用頻度が高い人に適しています。
Yahoo!ショッピングやLOHACOで最大5%までポイントアップするので、ayPayカード優先的に使用してポイントを効率よく獲得しましょう。
ショッピング保険や旅行傷害保険の付帯がないので、クレジットカード選択時に付帯保険の有無を重視する人は注意が必要です。
ビックカメラSuicaカードはモバイルSuicaのチャージでポイント獲得可能

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 年会費 | 524円(初年度無料) 2年目以降も、前年1年間でのクレジット利用が(株)ビューカードにて確認できた場合は無料 |
| 国際ブランド | Visa/JCB |
| ポイント還元率 | 0.5% |
| 家族カード年会費 | 発行不可 |
| ETCカード年会費 | 524円 |
| 海外旅行傷害保険 | 最高500万円 (利用付帯) |
| 国内旅行傷害保険 | 最高1,000万円 (利用付帯) |
| 申込条件 | 日本国内にお住まいで、電話連絡のとれる満18歳以上の方 |
- モバイルSuicaへのチャージでポイント還元率が1.5%にアップ
- ビックカメラでの利用で最大11.5%のポイント還元
- JRE POINT加盟店でカードを提示すると100円につき1ポイント獲得可能
- Suicaのチャージ上限が20,000円までに制限される
- ショッピング保険の付帯がない
- ETCカードの発行利用に年会費がかかる
ビックカメラSuicaカードは年1回以上の利用で次年度の年会費が無料になるので、実質的に年会費無料で活用できるという特徴があります。
ビックカメラSuicaカードはSuica機能とクレジットカードの機能が一体化しているのが大きな魅力。
モバイルSuicaのチャージやSuicaのオートチャージでポイント還元率が1.5%にアップするのは見逃せないポイントです。
ビックカメラでの利用で最大11.5%のポイント還元になるので、ビックカメラの利用頻度が高い人にもおすすめできます。
注意点として、Suicaのチャージは上限が20,000円に制限されているのでカード内残高には気を配りましょう。
旅行をお得に楽しみたい人におすすめの組み合わせ
旅行をお得に楽しみたい人におすすめの組み合わせは、以下の3枚です。
| カード名 | ANAカード(一般カード)![]() |
三井住友カード ゴールド(NL)![]() |
リクルートカード![]() |
|---|---|---|---|
| 年会費 | 2,200円(初年度無料) | 通常 5,500円(税込) 年間100万円のご利用で翌年以降の 年会費永年無料 |
無料 |
| 国際ブランド | Visa/Mastercard®︎ | Visa/Mastercard®︎ | Visa/Mastercard®︎/JCB |
| ポイント還元率 | 0.5% | 0.5% | 1.2% |
| 家族カード年会費 | 初年度年会費無料 1,100円 |
年会費無料 | 無料 |
| ETCカード年会費 | 年会費:550円 初年度無料 ※年1回以上利用で翌年度無料 |
550円 初年度無料 前年度に1回以上ETCカード利用の請求があった方は年会費無料 |
無料 Visa、 Mastercard®︎は 新規発行手数料1,100円が必要 |
| 海外旅行傷害保険 | 1,000万円 (利用付帯) |
最高2,000万円 (利用付帯) |
最高2,000万円 (利用付帯) |
| 国内旅行傷害保険 | ― | 最高2,000万円 (利用付帯) |
最高1,000万円 (利用付帯) |
ANAカード(一般カード)は、飛行機の搭乗時や航空券の支払いでマイルを効率よく貯められるのが魅力です。
ANA便搭乗ごとに10%のボーナスマイルが貯まり、ANAカードマイルプラス加盟店やANAマイレージモール経由のネットショッピングでポイントアップ。
飛行機や空港の利用機会が多い人に適したカードです。
三井住友カード ゴールド(NL)は国内外の旅行傷害保険が付帯しており、主要空港のラウンジサービスが利用できるのが大きな特徴。
最高2,000万円の海外・国外旅行傷害保険が利用でき、飛行機の搭乗前の待ち時間をラウンジで快適に過ごせるのは、旅行好きの人にとって見逃せないメリットです。
リクルートカードは年会費無料で基本還元率1.2%の高還元率、さらに国内外で利用できる旅行損害保険が付帯しているのが旅行好きの人にとって嬉しいポイント。
じゃらんの宿泊予約でポイント還元率が最大11.2%になるので、国内旅行でホテルの予約機会の多い人はリクルートカードを発行しましょう。
ANAカード(一般カード)はマイルを貯めたい人におすすめ

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 年会費 | 2,200円(初年度無料) |
| 国際ブランド | Visa/Mastercard®︎ |
| ポイント還元率 | 0.5% |
| 家族カード年会費 | 初年度年会費無料 1,100円 |
| ETCカード年会費 | 年会費:550円(初年度無料) ※年1回以上利用で翌年度無料 |
| 海外旅行傷害保険 | 1,000万円 (利用付帯) |
| 国内旅行傷害保険 | ― |
| 申込条件 | 満18歳以上の方(高校生・大学生は除く) |
- 入会時や毎年のカード継続時にボーナスマイルが獲得できる
- ANAグループ便に搭乗する度にボーナスマイルが貯まる
- 空港売店「ANA FESTA」等のANA関連ショップで割引あり
- 2年目以降、2,200円の年会費がかかる
- 海外旅行傷害保険に傷病・疾病費用補償が含まれない
ANAカード(一般カード)は、旅行や出張でANAマイルを効率良く貯めたい人に適したクレジットカードです。
ANA便の搭乗で区間基本マイル+10%のボーナスが積算され、入会時や毎年のカード継続時にボーナスマイルが付与されます。
一般的なクレジットカードよりも格段にマイルを貯めやすいため、マイル目的に1枚持っておくと便利。
ANAカード(一般カード)は旅行関連の保険も付帯しているので旅行の備えにも活用できます。
付帯している保険は以下の通り。
- 海外旅行傷害保険1,000万円まで
- 国内航空傷害保険1,000万円まで
- ショッピング補償年間100万円まで※
※JCBは海外のみの制限あり
ANAカード(一般カード)は初年度の年会費は無料ですが、翌年から2,200円の年会費がかかるのでコストを頭に入れておきましょう。
三井住友カード ゴールド(NL)は旅行に関する特典が充実

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 年会費 | 通常 5,500円(税込) 年間100万円のご利用で翌年以降の年会費永年無料 |
| 国際ブランド | Visa/Mastercard®︎ |
| ポイント還元率 | 0.5% |
| 家族カード年会費 | 年会費無料 |
| ETCカード年会費 | 550円 初年度無料 前年度に1回以上ETCカード利用の請求があった方は年会費無料 |
| 海外旅行傷害保険 | 最高2,000万円 (利用付帯) |
| 国内旅行傷害保険 | 最高2,000万円 (利用付帯) |
| 申込条件 | 原則として、満18歳以上(高校生を除く)で、ご本人に安定継続収入のある方 |
- 最高2,000万円の海外・国内旅行傷害保険が付帯
- 国内の主要空港およびハワイ ホノルルの空港内のラウンジを利用可能
- 年間100万円以上の利用で翌年以降の年会費が無料
- 基本還元率は0.5%と一般的
- 旅行保険は利用付帯なので当該カードでの決済が必要
- 年間100万円以上の利用がないと翌年以降年会費がかかる
三井住友カード ゴールド(NL)は、年間100万円以上利用すると翌年以降の年会費(5,500円)が永年無料になる特徴を持つゴールドカードです。
三井住友カード ゴールド(NL)を旅行で利用するメリットは以下の通り。
- 最高2,000万円の海外・国内旅行傷害保険が付帯
- 国内の主要空港およびハワイ ホノルルの空港内のラウンジを利用可能
最高2,000万円の海外・国内旅行傷害保険が付帯しているので、旅行時の緊急時の備えとして優秀なクレジットカードです。
国内の主要空港やハワイ、ホノルルの空港内ラウンジが利用可能なのも大きなメリット。
三井住友カード ゴールド(NL)は旅行中、フライト前後の時間を快適な空間で有意義に活用したい人におすすめです。
海外・国内旅行傷害保険は利用付帯なので、旅行代金や公共交通機関の利用料金を他のクレジットカードで決済しないよう注意しましょう。
リクルートカードは年会費無料で海外旅行保険が付帯している

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 年会費 | 無料 |
| 国際ブランド | Visa/Mastercard®︎/JCB |
| ポイント還元率 | 1.2% |
| 家族カード年会費 | 無料 |
| ETCカード年会費 | 無料 Visa、 Mastercard®︎は新規発行手数料1,100円が必要 |
| 海外旅行傷害保険 | 最高2,000万円 (利用付帯) |
| 国内旅行傷害保険 | 最高1,000万円 (利用付帯) |
| 申込条件 | 18歳以上でご本人または配偶者に安定した収入のある方、または18歳以上で学生の方(高校生を除く) |
- 基本ポイント還元率が1.2%と高い
- じゃらんで宿泊予約+カード決済するとポイント還元率3.2%にアップ
- 海外旅行傷害保険と国内旅行傷害保険が付帯している
- ポイント有効期限が1年と短め
- ETCカードの発行に1,100円が必要(JCBは無料)
リクルートカードは年会費無料で海外旅行傷害保険と国内旅行傷害保険が付帯しているのが魅力のクレジットカードです。
付帯している保険は以下の通り
- 海外旅行傷害保険 最高2,000万円(利用付帯)
- 国内旅行傷害保険 最高1,000万円(利用付帯)
年会費無料のクレジットカードで旅行中の万が一のトラブルに備えたいという人は、リクルートカードの利用を検討しましょう。
じゃらんで宿泊予約+カード決済するとポイント還元率3.2%にアップするのも旅行好きの人には嬉しいポイント。
基本還元率が1.2%と高いので、旅行先で店舗やサービスを選ばず効率よくポイントを獲得できる点も見逃せません。
注意点として、海外・国内旅行傷害保険は利用付帯なので、ツアー代金や交通費をリクルートカードで支払いましょう。
堅実にポイントを貯めたい節約家におすすめの組み合わせ
堅実にポイントを貯めたい節約家の人におすすめの組み合わせは、以下の通りです。
| カード名 | セゾンパールアメックス![]() |
リクルートカード![]() |
エポスカード![]() |
|---|---|---|---|
| 年会費 | 1,100円(初年度無料) 年1回、1円以上のカード利用で 翌年度も無料 |
無料 | 無料 |
| 国際ブランド | AMEX | Visa/Mastercard®︎/JCB | Visa |
| ポイント還元率 | 0.5% | 1.2% | 0.5% |
| 家族カード年会費 | 無料 デジタルカードは家族カード発行不可 |
無料 | 発行不可 |
| ETCカード年会費 | 無料 | 無料 Visa、 Mastercard®︎は 新規発行手数料1,100円が必要 |
無料 |
| 海外旅行傷害保険 | ― | 最高2,000万円 (利用付帯) |
最高3,000万円 (利用付帯) |
| 国内旅行傷害保険 | ― | 最高1,000万円 (利用付帯) |
― |
セゾンパールアメックスはQUICPayと連携させると、最大2.0%までポイントアップするのが大きな特徴です。
QUICPayを導入した店舗やサービスを日常的に利用している人にとって、欠かすことのできないクレジットカードの一つ。
リクルートカードは基本還元率が1.2%と高還元なのに加え、公共料金の支払いでも還元率が下がりません。
公共料金の支払いにクレジットカードを利用すると、ポイント還元率が下がるのが一般的です。
リクルートカードは基本還元率1.2%を維持できるので、光熱費や通信費などの固定費の支払いに設定すれば毎月確実にポイントを獲得でき、高い節約効果が期待できます。
エポスカードは基本還元率は0.5%と一般的なものの、全国10,000件以上の飲食店やレジャー施設などで利用できる優待特典が豊富です。
優待特典が利用できるジャンルも幅広く、休日のレジャー費用だけでなく日常の交際費や趣味にかかる費用の節約にも大いに役立ってくれます。
毎日の基本的な決済や毎月の固定費の支払いはセゾンパールアメックスとリクルートカード、レジャーや交際費用はエポスカードと使い分けましょう。
ポイントを効率よく獲得しながら、効果的な節約が実現できます。
セゾンパールアメックスはQUICPayに登録して利用するとメリット大

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 年会費 | 1,100円(初年度無料) 年1回、1円以上のカード利用で翌年度も無料 |
| 国際ブランド | AMEX |
| ポイント還元率 | 0.5% |
| 家族カード年会費 | 無料 デジタルカードは家族カード発行不可 |
| ETCカード年会費 | 無料 |
| 海外旅行傷害保険 | ― |
| 国内旅行傷害保険 | ― |
| 申込条件 | 18歳以上のご連絡可能な方 |
- QUICPayの利用でポイント還元率が2.0%にアップ
- 貯まるポイントに有効期限がない(永久不滅ポイント)
- 基本ポイント還元率が0.5%と一般的
- 国際ブランドがAMEXに限定される
セゾンパールアメックスはQUICPayに登録して利用すると常時2%還元を受けられるのが特徴です。
QUICPayに対応したコンビニやスーパーで優先的に利用すれば、日常的に効率よくポイントが獲得できます。
セゾンパールアメックスで貯まる永久不滅ポイントはその名の通り貯まるポイントに有効期限がないので、期限切れでポイントを失効する心配がない点も嬉しいポイントです。
日常的に利用する際に注意が必要なのが、基本還元率は0.5%と一般的なクレジットカードの標準水準であること。
QUICPayの利用時のポイントアップに特化したクレジットカードという認識で活用するのが大切です。
年会費は初年度無料ですが年1回以上の利用で翌年度も無料になるので、3枚持ちで利用する際は必ず年に1度利用しましょう。
リクルートカードは公共料金や税金の納付でも1.2%の高還元率

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 年会費 | 無料 |
| 国際ブランド | Visa/Mastercard®︎/JCB |
| ポイント還元率 | 1.2% |
| 家族カード年会費 | 無料 |
| ETCカード年会費 | 無料 Visa、 Mastercard®︎は新規発行手数料1,100円が必要 |
| 海外旅行傷害保険 | 最高2,000万円 (利用付帯) |
| 国内旅行傷害保険 | 最高1,000万円 (利用付帯) |
| 申込条件 | 18歳以上でご本人または配偶者に安定した収入のある方、または18歳以上で学生の方(高校生を除く) |
- 基本ポイント還元率が1.2%と高還元
- 公共料金や税金の納付でもポイント還元率が1.2%と高い
- 通常ポイントの期限が1年と短め
- 期間限定ポイントの利用先が限定的で有効期限も短い
リクルートカードは基本還元率が1.2%の高還元率なのが魅力です。
ポイントを堅実に貯めたい節約家の人におすすめできるポイントが、税金や公共料金の支払いでも1.2%の還元率であるという点。
公共料金や税金の支払いで還元率ダウンするクレジットカードが多いところ、ポイント還元率が下がらないのは嬉しいポイントです。
公共料金は毎月支払いがあり納税もまとまった金額を決済できるので、リクルートカードを利用すれば効率よくポイントを獲得できます。
リクルートカードには通常ポイントと期間限定ポイントがあり、期間限定ポイントは利用できるサービスや期限が限定される点に注意が必要です。
期間限定ポイントの種類と特徴は以下の通り。
| リクルート期間限定ポイント | リクルートポイントの参画サイトで利用できる期間限定ポイント |
|---|---|
| サイト限定ポイント | 使えるサービスや有効期限が限定されたポイント |
期間限定ポイントは、通常ポイントや提携ポイントとの交換もできません。
獲得したポイントを無駄にしないよう、期間限定ポイントは有効期限内に使い切りましょう。
エポスカードは全国1万点以上で優待が受けられるのが魅力

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 年会費 | 無料 |
| 国際ブランド | Visa |
| ポイント還元率 | 0.5% |
| 家族カード年会費 | 発行不可 |
| ETCカード年会費 | 無料 |
| 海外旅行傷害保険 | 最高3,000万円 (利用付帯) |
| 国内旅行傷害保険 | ― |
| 申込条件 | 日本国内在住の満18歳以上のかた(高校生のかたを除く) |
- 全国10,000店舗以上で割引などの優待特典が利用可能
- ETCカードの年会費が無料
- 基本ポイント還元率が0.5%と一般的
- 家族カードの発行ができない
- 国際ブランドがVisaに限定される
エポスカードは年会費永年無料、マルイ店舗受取りで最短即日発行が可能なクレジットカードです。
エポスカード最大の特徴は、全国1万店以上の提携ショップや施設で割引やポイントアップといった優待サービスが受けられる点にあります。
エポスカードの優待特典のジャンルは幅広く、1枚あれば以下のような店舗やサービスで割引や特典が得られるのでお得に楽しめます。
- 全国の飲食店
- 遊園地や水族館といったレジャー施設
- 美容院やネイルサロン
- スパや温泉施設
- 舞台やイベント
- レンタカーやカーシェアサービス
年会費無料にもかかわらず、最高3,000万円の海外旅行傷害保険がついているのも嬉しいポイント。
海外旅行へ行く際、維持コストの低いクレジットカードで緊急時の備えをしたいという節約家の人はぜひ押さえておくべきクレジットカードです。
特典や優待に優れたカードですが基本還元率は0.5%と標準的なので、3枚持ちする際は決済メインのカードには適していません。
特典や優待の利用に特化したカードとして活用しましょう。
クレジットカード3枚持ちの見逃せない6つのメリット
クレジットカード3枚持ちのメリットには以下の6つがあります。
- 適切に使い分ければ効率よくポイントを貯められる
- 複数のサービスや特典を有効活用できる
- 利用可能額が増えるため緊急時にも柔軟に対応できる
- 国際ブランドを複数契約できるので活用できる場面が増える
- 用途や利用目的に合わせてカードを使い分けできる
- 紛失や盗難に遭った際に予備のカードで対応できる
クレジットカード3枚持ちのメリットは、ポイントが効率よく貯められる点を真っ先にイメージされますが、他にもさまざまなプラス面があります。
例えば、クレジットカードごとに得意とするサービスや特典が異なるので、上手に3枚を組み合わせれば幅広いジャンルのサービスや優待が得られます。
クレジットカード1枚持ちと比較して利用可能額が増えるので、緊急時の資金需要に柔軟に対応できるのもポイント。
3枚持ちだと国際ブランドを複数契約でき、1枚持ちよりも国内外で利用できる店舗やサービスが幅広くなり利便性が向上します。
3枚のクレジットカードを上手に使い分けて、メリットを余さず活用しましょう。
適切に使い分ければ効果的にポイントを貯められる
クレジットカードはそれぞれ基本ポイント還元率や優待特典が異なるので、利用目的や用途にあわせてカードを使い分けるとポイントの還元効果を最大化できます。
例えば、以下の通り使い分ける方法が有効です。
| 場面 | 決済に使うべきカード |
|---|---|
| スーパーやドラッグストアで日常的な買い物をする | 還元率が1.0%以上の高還元率カード |
| 特定のコンビニや飲食店 | ポイントアップする特定のカード |
1枚のカードを幅広く使用するときと比較して、3枚のクレジットカードを利用目的や用途に応じて適切に使い分けた方が断然ポイントの獲得効率は高くなります。
例えば10,000円の買い物をするとき、すべて還元率1.0%のカードで決済すると100ポイント獲得可能です。
半分の5,000円をコンビニや飲食店で7.0%に還元率がアップするカードで支払ったときは、獲得できるポイントが400ポイントにアップ。
最近は、スマホ決済やタッチ決済といった特定の決済方法と連携するとポイントアップするカードもあります。
利用目的や支払い方法ごとにクレジットカードを戦略的に使い分け、効率よくポイントを貯めましょう。
複数の付帯サービスや優待特典を有効活用できる
クレジットカードを3枚持つと、複数の付帯サービスや優待特典を並行して活用でき、使えるサービスや特典の幅も大きく広がります。
クレジットカードによって得意とする優待特典やサービスのジャンルが異なるので、得られるメリットを最適化するには利用目的や用途に合わせた適切なカードの選択が大切です。
例えば旅行好きの人は、以下の優待特典やサービスに特化したタイプのクレジットカードを組み合わせるのがおすすめ。
- 旅行関連の保険が充実している
- 空港ラウンジを無料で利用できる
- 日常の買い物でマイルが貯まる
- 宿泊施設の優待予約が可能
- 空港や駅ビルの店舗で割引が受けられる
保険で万が一に備えつつ、空港ラウンジサービスで快適に過ごすといった、旅行で欲しいサービスを受けられる可能性が広がります。
日常の買い物でマイルを貯められれば特典航空券を入手でき、宿泊施設の優待予約と組み合わせれば費用を抑えての旅行も可能です。
クレジットカードごとに得意とする付帯サービスや優待特典を上手に組み合わせれば、コストを抑えながら安全で快適な旅を実現できます。
1枚持ちでは得られない「優待特典やサービスの相乗効果」が得られるのが、3枚持ちの大きなメリットです。
クレジットカードごとの付帯サービスや特典を細かくチェックして、自分の趣味やライフスタイルに合わせた最強の3枚を組み合わせましょう。
利用可能額が増えるので不測の事態にも対応できる
3枚のクレジットカードを保有すると利用可能額が実質的に増えるので、冠婚葬祭や病気やケガといった緊急時の出費にも柔軟に対応できます。
例えば、冷蔵庫やエアコンなど生活に欠かせない高額家電が故障したとき、買い換え費用を1枚のクレジットカードでは賄えないケースも。
3枚カードを保有していれば1枚のカードに支払いを依存せず、2枚目3枚目に支払いを分散できるので安心です。
適切に3枚のカードを使い分けて支払いを分散させれば、月々の返済負担の軽減や、支払い期間のコントロールも可能です。
急な出費に備えたい人は、複数のクレジットカードを保有して利用可能額を増やし、資金繰りに柔軟性を持たせましょう。
国際ブランドを複数契約できるため利用の幅が広がる
クレジットカードを3枚持ちすると異なる国際ブランドを3つ契約できるので、国内外の店舗やサービスで決済できる機会が大きく広がります。
例えば、世界的にシェア率が高いVisaとMastercard®は、海外旅行や国外のオンラインショッピングの際の決済の手段として併用すると決済トラブルに遭うリスクを軽減できます。
一方で、日本初の国際ブランドであるJCBは、世界的に見るとシェア率は高くありません。
しかし日本国内の普及率が高く優待やサービスが手厚いので、国内利用用として1枚は持っておきたい国際ブランドと言えます。
複数の国際ブランドのクレジットカードを所持していると、ブランドごとの限定のキャンペーンや優待特典を利用できる点も大きな魅力です。
例えばJCBカードが提供しているキャンペーンの例は以下の通り。
- JCBのタッチ決済で公共交通機関に乗ると30%キャッシュバック
- 交通機関機関と宿泊のセット利用で国内旅行優待
- オーストラリア限定商品が当たるキャンペーン
※2025年10月現在
※参照:キャンペーン│JCB
日本初の国際ブランドならではの、公共交通機関の利用や国内旅行で優待を受けられるキャンペーンを実施している例もあります。
国内外で決済する際の利便性の向上と優待やキャンペーンの利用機会の確保のため、異なる国際ブランドのカードを組み合わせましょう。
利用目的や用途に合わせて使い分けできる
クレジットカードはそれぞれ特性や得意分野が異なるので、利用目的や用途に特化したカードを選択して使い分けるのが大切です。
例えば、以下の特性を持つカードを目的に合わせて使い分ければ、日常のあらゆるシーンでポイントや特典を取りこぼさずに利用できます。
- どこでも1.0%以上のポイント還元が受けられる汎用性の高いカード
- 特定の店舗やサービスでポイントアップが受けられるカード
- 旅行傷害保険やラウンジサービスが利用できる旅行特化型カード
- 優待特典や機能が充実しているカード
ポイント特化型と特典特化型を分けて利用すれば、、ポイントの還元率を最大化しながら異なる特典、サービスを有効活用できます。
利用目的や用途に合わせてカードを使い分けると、家計管理がスムーズになるのもメリットの一つです。
以下のように目的や用途ごとにクレジットカードを使い分ければ、支出の目的やカードの用途が明確になるので家計管理時の確認の手間が省けます。
- 日常の買い物用
- 特定店舗や飲食店の決済用
- 公共料金や家賃の支払い用
- 旅行やレジャーといった趣味の決済用
ポイント獲得の最適化や利便性の向上といったメリットが得られるよう、利用目的や用途に合わせて3枚のクレジットカードを上手に使い分けましょう。
紛失や盗難時に予備のカードで対応できる
クレジットカードの3枚持ちは、紛失や盗難時に予備のカードで支払い対応ができるのもメリットです。
クレジットカードを1枚しか所持していないと、カードの紛失や盗難に遭った際、すぐにカードを使った決済ができない事態に陥ります。
3枚持ちであれば、たとえ1枚のカードが紛失したり盗難に遭ったりしても他のカードで決済を続けられ、カード決済という利便性の高い支払い方法を失いません。
盗難や紛失時以外にも、カード会社でシステム障害が発生してカードが一時的に使用不可となった際も、3枚持ちであれば他のカードで支払いができるので安心です。
クレジットカードの紛失や盗難によってカード決済不能に陥るリスクを回避するためにも、3枚持ちを検討しましょう。
クレジットカードを3枚持ちする前に確認すべき4つの注意点
クレジットカードを3枚持ちする前に確認すべき注意点には、以下の4つがあります。
- 利用明細の確認や返済日の管理が面倒
- 年会費の支払いが負担になるケースもある
- 利用可能額が上がるので使いすぎのリスクが上がる
- 紛失や不正利用といったトラブルに遭う可能性が高くなる
クレジットカードを3枚保有すると、返済日や利用状況の確認が煩雑になる問題があります。
年会費の支払いが家計の負担になる、使いすぎのリスクが高まるといった点にも注意が必要です。
カードを3枚管理する必要があれば、紛失や不正利用といったトラブルに遭う可能性も高まります。
クレジットカード3枚持ちを始める前に、4つの注意点を正しく理解してトラブルやリスクを回避する対策を立てましょう。
明細の確認や返済日の管理に手間がかかる
3枚のクレジットカードを保有すると、カードごとに明細の確認や返済日の管理が必要で手間がかかります。
利用明細の確認は基本的にWeb上から行い、カードごとに異なるサイトやアプリにログインして利用履歴を確認しなければなりません。
利用明細の確認は家計管理において重要事項ですが、複数のカード会社のシステムで利用履歴を確認するのは多くの時間と労力がかかります。
カードごとに支払日や締め日が異なると、返済日の管理が複雑になり手間も大幅に増えてしまいます。
支払日や締め日の管理に支障がでると、以下の事態に陥りやすいです。
- どのカードでいくら使ったか把握しづらくなる
- 返済日を勘違いして支払い遅れが生じる
- 支払いが重なり口座で残高不足が起こる
利用額や返済日の管理ができないと滞納の原因となり、滞納するとクレジットカード会社からの信用を大きく損ない、遅延損害金も発生します。
遅延損害金は損害賠償の意味を持つお金です。
滞納の情報が信用情報機関に登録される点も問題で、他のクレジットカードや今後のローン契約といった金融取引の審査に悪影響が出る恐れもあります。
信用情報機関は、個人の金融商品の取引に関する履歴を記録した信用情報を集め、保管している機関です。
それぞれの信用情報機関では、会員相互にホワイト(残高)情報・延滞情報を共有し、与信審査に活用
引用元:信用情報機関について│金融庁
信用情報機関に延滞情報が記録されると、クレジットカードやローンの審査に通りにくくなり、将来の資金計画に支障が出る可能性もあります。
利用明細の確認や返済日の管理がおろそかになると、不正利用を見逃すリスクも。
クレジットカードを3枚持ちする際は、利用明細や返済日を管理する仕組みを整えましょう。
「例えば月3回、それぞれのクレジットカードの締め日に利用残高を確認する」といったルールを設けて習慣化すると、忘れにくいです。
年会費の維持コストが負担になるケースもある
年会費の維持コストが家計の負担になるケースがある点にも注意が必要です。
クレジットカードの中には、充実した優待特典やサービス内容に見合った年会費が設定されているものも存在します。
例えば、空港ラウンジの利用やコンシェルジュサービスといった特別な特典が付帯しているステータスカードは、数千円から数万円もの年会費が必要です。
一部の一般カードでも年会費が発生し、年会費が必要なカードを複数所有すると維持コストが膨らみ、家計に影響を与える可能性が考えられます。
クレジットカード自体の年会費だけでなく、家族カードやETCカードにも年会費がかかるケースも。
クレジットカードの維持に、具体的にどれだけのコストがかかっているかをしっかり把握しなければいけません。
クレジットカードを3枚持ちする際は、年会費と優待特典やサービスの充実度の兼ね合いを考慮して、維持コストに見合ったリターンがあるようカードを組み合わせましょう。
利用可能額が上がるため使いすぎのリスクが生じる
クレジットカードを3枚持ちすると、各カードの利用限度額の合計が実質的に利用可能な金額の上限となるので、使いすぎのリスクが発生します。
例えば1枚目のカードの利用限度額が30万円、2枚目3枚目の利用限度額が50万円のケースでは、利用できる金額の上限は130万円です。
カード1枚のみの保有なら、30万円または50万円支払える能力があれば済みます。
実質的な利用限度額が高くなると、返済能力や家計の状況を顧みず「利用限度額までなら使っても問題がない」と安易に考えてしまう人は少なくありません。
さらにクレジットカードは毎月定額を支払うリボ払いや、分割払いも利用可能です。
現在の返済能力を超えた買い物をしても、「月々の返済が抑えられるので大丈夫」といった危険な考えでカード決済を実行する可能性もあります。
結果、3枚のカードで自分が具体的にどの程度の金額を使っているか、把握が難しくなります。
気が付くと、家計に悪影響が出るほどの高額請求が届く事態に陥りかねません。
クレジットカード3枚持ちをする際は使いすぎを防ぐため、以下の対策を取りましょう。
- カードごとに利用目的を明確にしておく
- 利用明細を定期的に確認して使いすぎをチェックする
- 家計簿や家計管理アプリを活用して利用状況を一元管理する
クレジットカードを複数所持していても、計画的な利用や利用状況の管理を心がければ使いすぎを防げます。
3枚のクレジットカードの利用限度額と自分の返済能力を常に意識して、無理のない返済が可能な範囲でカードを利用しましょう。
紛失や不正利用の被害に遭う可能性が高くなる
クレジットカードの保有枚数が増えると、紛失や不正利用の被害に遭うリスクもカードの枚数分高くなります。
例えば、3枚のクレジットカードを財布に保管して日常的に持ち歩いている人は、財布を一度紛失するだけで3枚のカードを失う結果に。
財布を盗難された場合は、3枚のクレジットカードを一度に盗まれ、不正利用の被害額が1枚の時より膨れ上がる可能性が高いです。
ネットショッピングやサブスクリプションで、複数のクレジットカードを登録しているケースでも同様。
不正利用やカード情報の漏洩リスクは、1枚利用時よりも格段に高くなります。
紛失や不正利用の被害を最小限に抑えるには、カードの保管方法や利用状況の確認時に以下の対策を行いましょう。
- 不必要なカードは持ち歩かない
- 屋外で利用しないカードは自宅で厳重に保管する
- 利用明細は定期的にチェックして不正利用がないか確認する
- ネットショッピングやサブスクに登録するカードを1枚に絞る
被害を最小限に抑えるには、持ち歩くカードの制限や利用頻度の低いカードの管理に気を配り、不正利用をこまめにチェックするといった対策が不可欠です。
3枚目のクレジットカードの審査は厳しい?審査通過のための3つのコツ
3枚目のクレジットカードの審査に通過するためのコツには、以下の3つがあります。
- 必要なければキャッシング枠は0円に設定して申し込む
- 同時期に複数のクレジットカードや金融商品に申し込まない
- クレジットカードや携帯代金の支払いは毎月確実に実行する
クレジットカードの枚数が増えると金融機関が返済能力の調査を慎重に行うので、審査が厳しくなる傾向です。
ただし、審査通過のコツを理解して適切な申し込みをすれば、3枚目のクレジットカードでも審査通過の可能性は十分あります。
申込手続きをする際のコツは、キャッシング枠を0円にする、短期間に複数の金融商品の申し込みをしないなどが挙げられます。
申し込み前には、クレジットカードやローンの返済を確実に行い滞納をしないのがポイントです。
可能な対策を行ってから申し込み、3枚目のクレジットカードの審査通過を目指しましょう。
不要ならキャッシング枠を0円に設定して申し込む
クレジットカードを使ってお金を借りる予定がなければ、キャッシング枠を0円に設定して申し込みましょう。
クレジットカードには買い物に使える「ショッピング枠」と、ATMやネットバンクで現金を借りられる「キャッシング枠」があります。
申し込みの際にそれぞれの借入希望額を申告すると、申告額に従って審査が行われる仕組み。
審査通過のコツとしてキャッシング枠を0円に設定して申し込みをする理由は、キャッシング枠が貸金業法の総量規制の対象となるからです。
総量規制の内容は以下の通りで、年収の3分の1を超える融資は受けられません。
借り過ぎ・貸し過ぎを防ぐために設けられた新しい規制です。具体的には、貸金業者からの借入残高が年収の3分の1を超える場合は、新たな借入れはできなくなる、という内容です。
例えば、年収300万円の方は、貸金業者から100万円までしか借りることができないということになります。
引用元:貸金業法Q&A|金融庁
クレジットカードの審査はキャッシング枠が総量規制の対象となる関係上、ショッピング枠とキャッシング枠のそれぞれで実施されます。
キャッシング枠を0円に設定すれば実施される審査はショッピング枠だけで、審査通過のハードルが下がる可能性も。
どうしてもクレジットカードで現金を借りたいケースを除き、キャッシング枠は0円にして申し込みましょう。
短期間に複数のクレジットカードや金融商品に申し込まない
短期間に複数のクレジットカードや金融商品に申し込むと、多重申し込みと判断されて審査に通りにくくなります。
多重申し込みをすると、「資金繰りに困っている」「貸し倒れリスクの高い申込者」と見なされる可能性が高いです。
クレジットカードを3枚持ちする際は一度に3枚のクレジットカードに申し込みをするのではなく、1枚ずつ発行しましょう。
1枚目と2枚目それぞれで利用実績を積み重ねてから次のクレジットカードに申し込むと、審査通過の可能性が高まります。
特に3枚目のクレジットカードの申し込みは、2枚目の発行から6か月以上期間を空けてから手続きをとるのがおすすめです。
クレジットカードの申込情報は信用情報機関に6か月間残るため、6か月経過してから申し込むと影響を受けません。
半年程度期間を空ければ、1枚目2枚目のクレジットカードで良質な利用実績を積み重ねられるので信用力が向上する点でも、審査で有利になる可能性が高くなります。
3枚のカードの同時発行は希望せず、1枚ずつ申し込みましょう。
保有するカードの返済を確実に行い滞納をしない
3枚目のクレジットカードに申し込む際は、保有しているカードでの滞納は避けなければいけません。
クレジットカードやローンの利用中に滞納すると信用情報機関に滞納の情報が登録され、金融機関やクレジットカード会社の間で情報が共有されます。
審査では信用情報が照会されますが、滞納の情報が確認されると「返済トラブルの履歴がある人は貸し倒れリスクが高い」と見なされ、審査通過が難しいです。
3枚目のクレジットカードの申し込みを検討するなら、1枚目2枚目のクレジットカードの返済を確実に行いましょう。
過去に滞納をした経験がある人は、3枚目の申込手続きの前に信用情報機関へ開示請求をして、滞納の情報が残っていないか確認すると申し込みのタイミングが分かりやすいです。
開示請求は、信用情報機関の公式サイトから申し込めます。
- 株式会社シー・アイ・シー(CIC)
- 株式会社 日本信用情報機構(JICC)
- 一般社団法人 全国銀行協会(KSC)
信用情報機関ごとに加盟する金融機関や取り扱う情報が異なります。
開示請求をする際は、過去に滞納した金融機関が加盟する信用情報機関で手続きを取りましょう。
クレジットカード3枚持ちを検討中の人が気になるよくある質問
クレジットカード3枚持ちを検討中の人が気になるよくある質問は、以下の通りです。
- クレジットカードを4枚以上持っていますが3枚に減らすべき?
- クレジットカード3枚持ちにゴールドカードは必要ですか?
- クレジットカードは3枚目から審査の難易度が上がりますか?
4枚以上のクレジットカードを保有しているときは3枚まで減らすべきか、という悩みを持つ人は少なくありません。
3枚持ちにはゴールドカードが必要か、審査難易度は上がるのか疑問を持つ人もいます。
悩みや疑問を解消してからクレジットカードに申し込みましょう。
クレジットカードを4枚以上持っていたら3枚に減らすべきですか?
4枚以上のクレジットカードを保有していて、すべてのカードを活用できているのであれば無理に減らす必要はありません。
保有するクレジットカードの中に以下のカードがあれば整理して、解約するのがおすすめです。
- 利用頻度が少なく活用できていない
- 維持コストが負担になっている
- 利用目的や国際ブランドがかぶっている
上記のクレジットカードを保有し続けると、ポイントの集約が難しく維持コストがかかるといったデメリットがあります。
クレジットカード所有枚数が多いと借入返済に関する管理が煩雑になる、紛失や不正利用に遭うリスクが高くなる点にも注意が必要です。
クレジットカードは3枚あればポイント還元率を最大化させ、幅広い優待特典や付帯サービスも利用できます。
4枚以上クレジットカードを所有していて不要なカードがあるなら、3枚まで集約して維持コストや管理リスクを軽減しましょう。
クレジットカード3枚持ちにゴールドカードは必須ですか?
特定のカードにしか付帯していない優待特典やサービスの利用が必要というケース以外では、ゴールドカードの発行は必須ではありません。
特に節約志向の強い人や優待特典やサービスよりもポイント還元率重視の人には、維持コストのかからない年会費無料の一般カードが適しています。
ゴールドカードの必要性が高い人の特徴は以下の通りです。
- クレジットカードのステータスを重視する
- 限度額が高いカードが必要
- 旅行や出張に出かける機会が多い
ゴールドカードは一般カードよりもステータスが高いので、社会的信用度が高いと認められたい人は保有する価値があります。
海外ではゴールドカードが身分や信用を証明するアイテムとして役立つケースも。
一般カードよりも限度額の上限が高いので、クレジットカードで高額の買い物をする機会が多い人にもゴールドカードは適しています。
旅行や出張に出かける機会が多い人であれば、空港ラウンジの利用サービスや手厚い旅行保険が付帯しているゴールドカードを保有するメリットが大きいです。
ゴールドカードの必要性が高い人の条件に当てはまるなら、クレジットカードを選択する際にゴールドカードの利用も検討しましょう。
クレジットカードは3枚目から審査が厳しくなりますか?
3枚目以降だからという理由でクレジットカードの審査が厳しくなるとは考えにくいです。
審査ではクレジットカードやローンの利用実績や信用情報が重視されるので、1枚目2枚目のカードで滞納なく利用実績を積み重ねていれば審査で有利になる可能性もあります。
ただし、一度に3枚のクレジットカードに申し込むと多重申し込みと判断されて審査通過が難しくなるケースも。
3枚目のクレジットカードに申し込む際は、1枚目2枚目のクレジットカードを6か月以上滞納なく利用し続け、信用力を向上させた後に手続きを行うのがおすすめです。
過去に滞納をした経験がある人は、3枚目の申し込み手続きの前に信用情報機関に開示請求をして信用情報に滞納の情報が残っていないか確認しましょう。